2012年8月18日(土)深夜、京王線の調布付近を地下に切り替える工事が行われる。その直前の準備の様子を当日見に行って来たのだが、よく考えれば「地上の京王線よ、サヨウナラ」という廃止日のようなものであり、かなりたくさんの鉄道ファンがいた。特に、地下化される部分の前面展望を撮ろうとする人が多く、ひしめきあっていた。沿線には、日常の利用者である地元の人たちもたくさん写真を撮っていたし、家の窓から見ている人もあった。
全体の様子はこちらに公式サイトがある。 調布駅を地下化するため、調布の前後3ヶ所で、地上から地下への切り替え工事がある。こうした工事では、新線部分を完全に脇に作って置いて、切り替え当日には旧線のレールを新線のレールにつなぎ替えるような形でする…つまりレールの平行移動だと思っていたのだが、今回の場合は、現状の線路の真下に複線を敷いておき、当日、レールを垂直方向に移動して新線とつなげる工法である。 ●西調布(地上)→調布(地下)へのルート 調布12号踏切(切り替え後も残る)より、調布方向を見る。以下推測。土嚢が積んである部分が縦の緩和曲線、その向こうから33パーミルくらいで下ってくのだろう。鉄骨で組まれた覆いは、架線の高さ変更に応急的に対応させるためのものか。 レールや枕木を見ると、いろいろと書き入れてある。 覆いを望遠で。作業員の方々が、最後のチェックをしているのだろうか。掲示されていた作業工程では、今週は確認作業だけだった。当たり前だよな。 覆いを横から。 調布11号踏切から、覆いの中。 ここまで来ると、現在の路線の下に、新線がハッキリと見える。つまり、現在の路線は、すでに橋桁の上に乗っているような状態なのだ。これは冒頭からの流れと同じく新宿方向を見ている。 八王子方向。 新線部分、踏切より新宿寄りはスラブ軌道のようだが、八王子寄りはバラストなんだな。 この区間は、以上。 ●調布→京王多摩川 品川通りが京王線の乗り越す立体交差になっているが、この陸橋が仮橋だった。これも、新線切り替え計画の一環なのだが、こんな大規模なものが仮橋というのもすごい。当座の踏切解消のためだったのだろうか。地下化が完成したら、平面に戻る。 相模原線調布6号踏切から、京王多摩川方面を見る。手前が地下、奥が地上になる。現在線の下に見える新線が、奥に向かって上っているのがわかる。 その他の表情は、西調布付近と変わらず、また撮影に適する場所もなかったので、ここまで。 ●柴崎→国領 動画でご覧いただきたい。土嚢が見えるあたりから、地下に潜っていくことになる。 youtubeにアップしてから「ブレ補正」をしたら、貫通扉がグニャグニャ動くように加工されてしまった。。 PR |
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