3日目。
土合駅を始発(?)で出発し、自転車を置いた駅へ戻る。 あとは実家へ向かうのみ、気負いもなく走り出す。 小千谷のあたりで登り返しがあるが、あとはたいしたことはなく 淡々と17号を走り、長岡から8号を走り、 燕三条駅でちょっと長い休憩。 昼食をとった気もする。 バーハンドルに対した腕が痛かった。 8号をさらに東上し、いつしか知っている道に出た。 いわゆる普段着だったし、自転車に荷物を積んでるわけでもないので 新潟市内に入り込めば、「家から買い物に出てきた」程度の格好に見えただろう。 午後もそれなりに過ぎたころ、実家でペダルを止めた。 その後、東京に乗って帰る元気はなかった。 なによりも尻が痛かった。 トランクスのセンターの縫い目が、尻の割れ目の両側にこすれ、 あやうく尻の谷を挟んだ尻肉から血が出そうなくらいであった。 横浜から1泊2日で帰省していた友人Aは、 1週間ほどかけて横浜から京都経由で帰省していた。 腕がサンバーン状態で、蝋のようになっていた。 すごいとは思ったが、次回は自分も、とは思わなかった。 そう思うには、この3日間はちょっと辛すぎた。 結局、電車で帰京した。 それから1年、東京では自転車なしで過ごした。 PR |
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