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剱岳の正字の篇、すなわち「検」の旁である。
なんだか歩き出しそうである。
しかも、左の「人」は左へ、右の「人」は右へ。
インベーダーの一番上のキャラにも見える。



文字のゲシュタルト崩壊とは異なるが、単語もそれと同じような作用を起こすことがある。
この「つるぎ」である。

かつて、大阪と郷里・新潟とを結んでいた夜行列車の名称であった。
時刻表に慣れ親しんでいた身として、「つるぎ」は常に意識していた。
小学生のとき、初めて東京の交通博物館に行った際、
かつて存在していた「つるぎ」のヘッドマークのピンバッジを買ったほどである。
そのデザインは秀逸であった。

しかし、「つるぎ」?
ふといまになって疑問に思う。
新潟県人に馴染みのある山名ではない。
剱岳の位置を言える新潟県人など、どれほどの数がいるものか。
その名称を当然のものとして受け入れていた小学生の自分に、
強烈な違和感を感じる。
私の中では、ゲシュタルト崩壊と同カテゴリの精神作用である。

なお、列車名が「つるぎ」となったのは、元々は富山までの列車であったのが、
新潟まで延長された際に、そのまま踏襲されたものである。
最初から新潟行の列車に「つるぎ」と名付けたわけではない。
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