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徳島駅の跨線橋(木造のほう)
徳島駅の跨線橋(PC桁のほう)の続き。

徳島駅の3・4番線のホーム上屋は、柱も屋根もまで木製だった。美しく手入れされ、柱は補強なのか板で囲われていた。

構造的には、枕木方向の門型構造を、鴨居の位置で連続させているように見える。屋根も木製、板は枕木方向に流れている。

複雑な柱の上部。基本構造が枕木方向に見えるというのもこの組み方から。

振り向くと、
木造跨線橋の階段部分までは、古レールを支柱にしたV字型の屋根ががかけられている。そちらのほうが新しいということだ。その接合部には、Y字型の鉄柱がそびえていて、階段との導線にすごく邪魔になっている。

この2・3番線ホームは、昔のホームの形状と嵩上げの跡が見て取れる。煉瓦積で下部より上部が一段、線路より引っ込んでいる。その上に、上部の隅石とでも呼べばいいのか、石が縁に敷かれている。現在のホームはそれを嵩上げしている。


では、木製の柱は埋め込まれているのか、それともすべて基礎ごと新しいホーム正面に据えられたのか。状況証拠として、跨線橋下部を見てみる。
この写真の階段部分を拡大してみると…

(超広角レンズで撮影した端部のため、ホームが斜めに見えるが、この歪みはレンズによるもの)

地面と同じ段に、滑り止めのついた「踏面」がある。これは階段1段分を埋めたということであろう。ということは、ホームの柱も本来の最下部は嵩上げ部分に埋まっている、といえそうだ。

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