富原橋(静岡県)の続き。
富原橋の記事にアップした写真、右に橋脚が写っている。これは旧橋の橋脚だ。 重力式の石積みで、写真右(下流側)に斜めに張り出している。石積みか石張りで、頂部にはコンクリートが見える。下写真左に転がっているコンクリート塊も関係する部位かもしれないが、ちょっとわからない。 ちょっと引いて見るか、逆側から見ると、もうひとつコンクリート製の橋脚が見える。 この橋脚は、現在のカンチレバートラスがかかる前の旧橋のものだ。この上にコンクリート製の主塔が建っていた。富士市のサイト「富士市写真館」にその開通式の写真がある。 (富士市写真館[PDF]より転載。当該写真の著作権は切れている) 橋梁史年表によれば、1930年11月30日開通、木造補剛トラス、主塔はRC。橋長は不明だが、現在の富原橋と同等と思われ、現存する橋脚から考えるとスパンは現橋同様に70m前後ではなかろうか。ケーブルの数もすごい。 このころの周辺は、富士川の豊富な水量と木材資源をめぐって製紙会社の抗争がきなくさいようだ。 PR |
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