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昨晩出発で、先週行き損ねた新潟県の山に行こうと思っていたが、ここ数日風邪っぽいので自粛。今日は9時半まで寝てた。相変わらずだるいが、そのまま家に引きこもってるともっと重くなりそうなので18きっぷ持って外出。先週、サブカメラを粉砕したために、今回はあえてカメラを持たずに出た。以下の写真はすべて携帯である。携帯ってすごい。jpeg化しなかったら、もっと画質がいいのだろうか。

涼しいところへ向かおうと思い、とりあえず常磐線で北上する。道中、ひたちなか海浜鉄道や磐越東線の時刻を調べ、ひたちなかに行くことにした。目的地は那珂湊駅。

あいにく、今日はDMH17シリーズ搭載の車両は走っておらず、キハ3710形とミキ300形が使われていた。
DVC00239_R.JPG


駅の裏手には、ステンレス製のケハ601の車体が鎮座している。これを見て、カメラを持ってくればよかったと少しだけ後悔したけど、まあいいや。
DVC00235_R.JPG
この、駅裏手は日陰となっていて、風も通る。今日は思いの外過ごしやすい。

那珂湊駅のホーム上屋。天井が高い。
DVC00242_R.JPG

ここから鹿島臨海鉄道大洗鹿島線のどこかの駅までバスかなにかで出ようかと思ったが、あいにく地図を持ってこなかった。いま見てみれば常澄駅まではおそらく徒歩1.5kmほどなので、歩くか、バスを利用してもよかったかもしれない。知らなかったので、そのまま勝田に戻り、水戸へ行った。


大洗鹿島線の醍醐味は、高規格の路線を気動車がかっとばすところである。世が世なら、北越急行もこのようになっていたのかもしれないが、あちらは首都圏対北陸のバイパスとして電化され、寿命限定ながら大幹線となっている。

水戸駅のホームで列車を待っていると、2両編成の気動車が、前後の車両で大幅に違う揺れ方をしながら入ってきた。これは、実際に乗ってもそう感じたのだが、構造物の規格が高くても、線路の保守の公差が大きいのだろう、車両が尻を振るように走る。地方私鉄に乗るとよく体験する乗り心地だ。車両のせいではない。

通学客を含むけっこうな数の客を乗せ、水戸駅を発車。この路線のハイライトは、常澄-大洗間の左カーブなのだが、立ち客もそれなりにいて、前面展望は望めなかった。無念。



しかも、大洗から、助士席(ロープで立ち入れなくしてある)にイス持ち込みで添乗の方(?)が乗ってきたので、最後尾に移動。新鉾田ー北浦湖畔間で、なんとかこんな写真を。
DVC00247_R.JPGこの高架橋、下から見上げてみたい。全橋脚のプロフィールを見て見たい。



鹿島神宮から乗った佐原行きの電車。ふとしたことがきっかけで、おなじボックスに座ったおば(あ)ちゃんと会話が始まった。(あ)とするのは、お孫さんがいるからである。ふとしたこと、というのは、鹿島神宮折り返しの列車が到着したときに、車内で眠りこけていた部活帰りの高校生を私が起こした、というだけのこと。高校生は「酔っぱらいかよ!」と思うくらいに深く眠っていて、ゆすっても叩いても目を覚まさず、かなりしてからようやく、起こされたことも意識できないままに立ち上がり、電車を降りていった。もしそのまま折り返したら、1時間に1本しか電車がないので大変な目に遭うと思ったので、起こした次第。そのやりとりを彼女が見ていて、そこから会話が始まった。

彼女は、大人の休日倶楽部パスで、ひとりで大津港の鵜ノ子岬に行ってこられたという。大津港は行ったことはあるが、鵜ノ子岬というものは知らなかった。

いろいろと波長の合う方だったので、結局、その方とずっとお話ししながら、東京駅まで帰ってきた。偶然にも、ちい散歩やゲゲゲの女房の話が出たので、そこらへんの話もした。


出かけてきて、少しはだるさは消えたが、まだ残っている。明日には治ることを祈りつつ。

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