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第3期・第4期真人沢水路橋(小千谷発電所用)は、狭い谷に巨大な建造物があるため、下から見ても、上に登っても、なかなか全部を見た気にならない。水の流れものぞき込めない。ということで、空撮してきた。

 
街側から山側(東から西)を見る。

 
逆。山側から街側(西から東)を見る。

 
上から見る。東側には水が流れているが、西側には流れていない。

空撮動画をどうぞ。



<信濃川発電所関連項目>
第3期・第4期真人沢水路橋(小千谷発電所用)
第3期・第4期真人沢水路橋(小千谷発電所用)空撮
第5期真人沢水路橋(小千谷第二発電所用)
第5期真人沢水路橋(小千谷第二発電所用)空撮
第5期源藤山沢水路橋(小千谷第二発電所用)
JR東日本 小千谷第二発電所 山本第二調整池の「皇紀」古レール
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第3期・第4期真人沢水路橋(小千谷発電所用)
第5期真人沢水路橋(小千谷第二発電所用)
JR東日本 小千谷第二発電所 山本第二調整池の「皇紀」古レール
のつづき。

 

国鉄信濃川発電所(~JR信濃川発電所)の第5期工事で建造されたのが、この源藤山沢水路橋(げんとやまさわ)。水路トンネルが山腹から出てきて橋梁で谷を渡り、また山腹に突っ込んでいく様は、下から見上げるだけでは、なかなかそのすごさを体感できない。

空撮動画を。









魵穴(えび穴)の水路の立体交差群(1)の続き。


(カシミール3D+地理院地図+スーパー地形)

③の新程ヶ崎橋付近。
 
この新程ヶ崎橋そのものはどうということはないが、その東に立体交差がある。この新程ヶ崎橋は「昭和53年11月」と銘板にあるので、魵穴大橋と同時に改良されたのだろう。

 
渡るのは御新田川。写真は西側(②側)。地図とは違う形になっている。暗渠化されているのか、埋め立てられたのか。

 
東側。写真に見える黄色い水管の位置で、竹野町用水路(水管ではない)が上を横切っている。

 
 
このように。下が御新田川、上が竹野町用水路。

 
竹野町用水路に設けられた水門。その向こうに見える赤いハンドルのところにも水門があり、竹野町用水路から、「下」の御新田川に水を流す流路がある。

 
 
こうした、非常に細かな用水路・排水路の整備やそれぞれの連結は、「必要以上に水が来てしまうと、田は水没してしまう」ということに対しての、それをどこにどう流すかの歴史である。とにかく、平野部の用水の「量」を調整するのが非常に大変だということが感じられる。






(カシミール3D+地理院地図+スーパー地形)

新潟県弥彦村に「魵穴(えびあな)」という大字がある。明治になったころは独立した村だった。のちに合併して矢作村、さらに弥彦村となって今に至る。

その魵穴を西川がかすめるが、ここにたくさんの水路が合わさり、ここで分かれる。まずは①②を。


①魵穴大橋のすぐ北。

 
これが魵穴大橋、渡っているのは御新田川(排水路)と、矢作排水路から御新田川に落とす水路。写真は北詰から。左(東)に小さな旧橋が見える。昭和53年3月竣工(←親柱の標記に合わせる)なので、旧橋はそれ以前のものだろうが、1974~1978の空中写真を見ると、この魵穴大橋はなく、旧橋から続く土手に道がついている。

 
(国土地理院の空中写真に加筆。紫が現在の県道223号)

 
南詰右側の親柱には「広域農業幹線九号道路」とある。供用当初は「県道223号」ではなかったということか。

現地に建つと、地形図やGoogleMapsの衛星画像、ストリートビューと合わない。
 
このように、御新田川の、御新田橋より北側が埋め立てられているのだ。写真の左上に見えるのは、御新田排水機場。写真下から上に流れていたので、そのまま旧橋が渡る水路に流しているのかもしれない。

こちらは2014年8月のGoogleストリートビュー。


続いて②の、水路の立体交差。

②の南側から北側を見る。「下」を水路が通る部分、「下」の水路がカルバートのようになっているのがわかる。

 
別の角度。

 
下の川から上の川を見る。立体交差部分、下の川の「天井」はこんな形をしている。






あふれこぼれる水路橋と樋曽山隧道
新樋曽山隧道
新々樋曽山隧道に関連して。

それらの隧道群の西にあるのが矢川放水路トンネル。樋曽山隧道・新樋曽山隧道とまったく同じく、矢川の水を日本海に排出するものだ。

 
道路からすぐ見えるどころか案内のサインがある。

 
訪ねたのは7月中旬。水路トンネルへの排水はなされておらず、逆に冷気が霧となって吹き出していた。とても暑い日だったが、トンネルの真正面にいると、冷たい霧が涼しい。

 
振り返っての新潟平野。放水路はかなりの急勾配。矢川との分岐点に固定堰があり、洪水時にのみ越流し、こちらに流れ込む。そのため、矢川放水路トンネルに水が流れ込んでいる姿を見ることができるのは、洪水時のみのようだ。








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