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越後線の小木ノ城駅。延長されたような待合室と、とってつけたような風よけつきのホーム上屋。JR東日本にはあまり見ないタイプだと思う。長電ならこういうのがありそうな感じ。

建物財産標があった。

建物財産標 

待合所
05-1
昭和33年9月 日

施行者
構造 CB造 平屋建
基礎
支持力・地耐力
屋根防水 陸屋根
許容積雪量:80cm・除雪基準積雪量:80cm
面積 17.3M^2


その飢えには防水施工標。

建物名称 待合所1号 屋根
防水材料 アスファルト防水.トーチ工法
施工年月日 平成3年9月24日
保証期限 平成13年9月23日
請負者 東北工業(株)
精工業者 シマヅ防水(株)

ホームへの出入りは、その外側の通路周辺の雰囲気は、まるで道路のスノーシェッド周辺。突き当たりに見えるのが駅便。

 
このヒビの入り方は、コンクリートブロック積みだろうか。冒頭の待合室も「CB造」である。汲み取り式で、なぜか臭気抜きの配管が真上ではなく屋根下を這ってオフセットされている。

 
窓枠は木。プレーンの木のように見えるが、水色の塗装が残っている。新築当初はこの水色がモダンな印象だったに違いない。外装がいまと同じ塗色だったかどうかはわからないが。

さて、内部。入口から向かって右手に男子小用が3、左手に個室。男子小用は1980年代頃まではよく見かけた便器のないタイプで、立ち位置下部に舌状の彫り込みがある。女性はこうしたトイレを見慣れないかもしれないが、いまでも、男子小用便器の下のこの位置だけ金網になっているトイレもある高速道路の小さなPAなどでも見る。

窓枠の水色は、室内側にはきちんと残っている。

そして個室。個室の柱も水色に塗られている。扉は、まるで当時の家庭用の扉のような薄い合板製で、木目の壁紙が貼られている。把手は回転式のノブではなく「把手」である。内側には凸があり、それがバネでひらく二つのローラーの間に挟まるタイプ。それが二組ついている。戸棚などではよく見るので写真を撮らなかったが、部品の名前を知らないので写真を撮っておくべきだった。

  個室内部。清潔に保たれている。便器の汚れはホコリである。右隅に物置がある。木枠の窓の鍵はねじ式だ。



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