有峰林道の半四郎トンネルと新真谷(まだに)トンネルに沿って旧道があり(赤く塗った部分)、いくつかの隧道が残されている。旧道には和田川第一発電所と和田川第二発電所があるため、特に西側からのアプローチが残されているのだと思われる。 写真1。イタドリ隧道西口坑口。イタドリが多いのかどうかはまったくわからない。いまならスマホで画像検索すれば同定できるだろうが、取材時は2009年。 写真2。入ってすぐ振り向くと、右(山側)に冬季用通路への入口がある。 写真3。東に向かうと、衝撃的な光景。隧道内分岐だ。西口と同じ断面積に見えるのは、向かって左、素掘りのほう。右は、改良工事で新しく掘られたルートだと思われる。 写真4。右を進むとシェッドがかかっており、シェッド越しに大量の水が滝となって落ちている。路面は桟橋のようだ。左のコンクリートの向こうには、先の素掘りの隧道がある。 写真5。シェッドを抜け、その先の隧道に入って振り替えると、右に素掘りの隧道の東側坑口。つまり、こういうことだ。 写真6。シェッドの「外」、山側に残された部分。谷側は破壊されたままで、山側に、片洞門のように覆工が残る。しかし、隧道と「片洞門」の境目、坑門の断面はきれいだ。ここが覆工の継ぎ目だとしても、ここまできれいになるものだろうか。カッターで切ったようにも思えない。 写真7。イタドリ隧道東側坑口。土手っ腹に穴が開き、シェッドで覆われていたが、かつてはきちんと1本の隧道だったはずだ。 ●関連項目 ・埋められた大萩隧道(有峰林道) ・ニンニク隧道 PR |
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