1月3日、天竜浜名湖鉄道に乗っているとき、sgmさんから「沿線おすすめのガソリンスタンド」の情報をいただいた。どこか途中駅で降りることができる程度のゆったりしたスケジュールで乗り鉄していたときだ。
最近、sgmさんの教育の賜か、私は車窓風景のひとつとしてガソリンスタンドを見ると、凝視してしまうようになっている。サインポールやキャノピー(天蓋)、そして列車の車内からならではの防火壁の裏側などが気になるのだ。また、そのたたずまいも重要な要素だ。前週、直江津付近に行ったときには谷浜駅西側の、波しぶきが5mほども上がっている荒れる日本海を背にしたスタンド(出光だったか)に非常に惹かれたりした。ただし、そのときは横殴りの雨だったため、やめてしまった。 そんな経緯があって、いただいた情報を元に桜木駅手前のモービルを車内から眺めた。ふと降りてみたくなった。暗闇の、それほど多くない交通量の県道のロードサイドに灯る、ガソリンスタンドの光が、とてもいじらしいというか、しんみりしていたのだ。バイクに寝袋だけ積んで下道ばかり走っていた頃、夜のロードサイドで見るガソリンスタンドの光は、それはそれは暖かく感じたものだった。通るクルマもほとんどないのに、立ち寄れば元気な人が出てきて、ササッと仕事をしてくれる。自分は給油して、どこか無人駅やバス停で銀マットだけ敷いて眠る。そんなことばかりしていた。 まあ、そんな気持ちを思いだしてしまったので次の桜川駅で降り、歩いてモービルに向かった。それほど遠くないはずだ。…歩道もない県道を行くと、すぐにあった。おあつらえ向きに、道を挟んだ反対側は空き地になっている。 許可を取っているわけではない。こちらは徒歩だし、不審な目で見られかねないし。店員さんをキャノピーの支柱で隠してパチリ。手持ちでこんなものが撮れてしまうんだものなあ。デジタルカメラはすごい。 私はキャノピーの逆台形の支柱にデザイン性を見たので、それがわかるようにもう1枚。 赤いペガサスが映える。横長のモービルのサインポールもかっこいい。こうしたものをインテリアに置きたいという気持ちが少しわかる気がする。自分がしたいとは思わないけれど。死蔵するだけだしね。モノはあるべき場所にあってこそ。 明日(8日)も電車に乗る。今度は車内から見えるガソリンスタンドも撮ってみようか。数を見ることで、なんらかの傾向でも言えたらおもしろいと思う。 PR |
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