JR八高線、東武東上線、秩父鉄道の結節点たる寄居駅。管理は秩父鉄道で、3面あるホームのうち、秩父鉄道が発着する中央(3・4番線)のホームに最適なように駅舎がある。
この橋上駅舎から伸びる跨線橋がおもしろい。ネットの地図の衛星写真で見ると、駅の南北をつなぐ自由通路と、それとは別に駅舎部分から南(東上線)北(八高線)のホームに古い跨線橋が延びている。今回は、北側、八高線のホームに延びる跨線橋を見る。 真横から見る。左端、「寄居駅(北口)」とあるのは橋上駅舎の出入口、自由通路。そこではなく、奥の跨線橋の階段を見てほしい。 どう見ても、古い跨線橋の一部を使い、その「上」と「下」に階段を継ぎ足して橋上駅舎の高さに持ち上げている。古い部分の支柱は古レール、新しい部分は当然、鉄骨だ。 「上」の階段を中から見る。 橋上駅舎と同じ高さの新設部分から。中央に見える踊り場が、旧跨線橋の一部。 新設部分と古い部分の接合部。 古い部分の支柱は古レール。見れば、部材を剥がした跡がある。 「下」の階段(新設部分)を外から。 中央部分を支える古レール。シェフィールド、1884年。奥はウニオン、1887年。125年以上前にアメリカやドイツで造られたレールが、何度か転用されるうちに、最後のお勤めとしてこうして支柱になったのだろう。いまもこうして使われているのが嬉しい。 <関連項目> 小川町駅の跨線橋は3主桁のトラス橋 小川町駅の跨線橋は3主桁のトラス橋(再訪) 小川町駅の跨線橋(東上線-八高線) PR |
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