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大迫ダムを少し下ったところにあるPCローゼ橋。縮小した写真では補剛桁が太く見えるかもしれないが、拡大してみるとアーチとほぼ同じ太さ。上流側には旧橋の橋脚が残る。また、写真左下に見えるのは国道169号の旧道で、これは別項に譲る。

 
国道側(西側)。弦材がPC構造、上弦材がRC構造。

 
 
親柱は左は「武光橋」、右は「吉野川」。渡って左手が「武木」地区、右手が「井光(いかり)」地区。

 
吊り材はPC鋼棒。見た目はステンレスパイプのよう。

 
 
 
東側。左の親柱は「ぶこうはし」、右は「平成10年3月完成」。



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国道417号の不通区間を冠山林道で越え、福井県池田町に入った。青看には、「林道冠山線」とR416のオニギリが同居している。ここからR476を東へ行って大野を抜け、R416を目指す。

 
勝山市野向町に掲げられてあった、「悲願50年 国道416号開通」。開通から既に4年。また、野向町にとっては、峠を越えて石川県小松市と結ばれるメリットは…素人目にはない気がする。なにしろ、福井市のほうがずっと近い。

 
それはともかく、進む。「最新の」酷道、という『酷道大百科』で鹿取茂雄さんが述べたことと違わず、いまの道路建設の基準でもって酷道レベルの道を作ったらどうなるかというような、他では見たことがないような光景だった。上の写真は、これから行く先があちこちに見え隠れしている。

 
つづら折れもよく見える。開通当初はきっと木立ももう少し低く、もっとよく見えたことだろう。

 
県境の新俣峠。

 
逆向きに。勝山の平野部が見下ろせる。

 
小松市側。眼下にこれから行く道が延びている。旧来からの道も拡幅されているわけではなく、なかなか厳しい。

 
この道幅である。







 
近鉄の旧東青山駅に向かうために国道を曲がると、左手の川に橋がかかっている。その橋脚が古レール製であることを@japan_bridgeさんのツイートで知ったので、行ってみた(当該ツイートは削除されている)。

 
 
あいにくの光線。影が暗い。橋脚下部を見るに、下流側が最初にあり、上流側は後から付け足して道幅を拡幅したようだ。


 
右が上流側。横材は2本ともアングル材を使っている。右端の柱は古レールに見える。

 
右が上流側。赤くマルをした部分、アングル材の取付を見て欲しい。ほか、突き合わせて溶接していたりと、手が込んだ作り方をしている。

 
 
この橋の先にあるはずの東青山駅。この2点は2017年11月に、秘境駅の取材で牛山隆信さんと訪ねたときのもの。



 
国道157号を、福井から岐阜へ。最奥の字名である温見の手前、熊河(くまのこ)。熊河トンネルの手前谷側(左側)に、作業道のような道があった。カルバートを10個並べてある。こうした仮設の道は、砂防ダムの下などで見かける気がする。川は、温見川の支流である熊河川。

 
もう少し上のヘアピンカーブは、熊河集落があったところ。熊河集落については、浅原昭生さんの『記憶に残る廃村旅』に詳しい。

 
細い、一直線の道の先は温見峠だ。標識が空に浮かび、その向こうの空間にも雲。

 
温見峠。(バイクは福井向き)



 
伊賀市の県道39号にある出合橋。写真のとおり、途中の「島」を挟んで二つの橋がかかる。「出合」というのは川の合流点によくある地名で、ここも写真右で二つの川が合流している。写真は東側から。

 
 
東側の橋は「出合大橋」。立派な親柱が備わる。左が「出合大橋」、右が「であひおおはし」。渡るのは前深瀬川。川上ダムの下流で木津川に合流し、さらに淀川となって大阪湾まで下っていく。

 
 
 
出合大橋の西側。右側の親柱が手ブレしてしまっているけれど、書かれていることは同じ。

 
 
 
西側の橋は「出合橋」と、「大」が抜けている。こちらのほうが少し短い。親柱は左は「出合橋」、右は失われている。渡っているのは前深瀬川の支流である床並川。

 
 
 
西側。やはり左の親柱は失われている。右は「であひばし」。

 
出合大橋側から。このように、橋のすぐ下流で二つの川が合流している。合流後に長い橋を一つ架けるよりも、二つの川を隔てる「島」を利用して短い橋を2本架けることが合理的だったのだろう。





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