種子島へのフェリー プリンセスわかさで書いたが、種子島から東京に直帰することになった。種子島から鹿児島に戻った後、雨天ということもあって都城に1泊し、翌朝、宮崎道の都城以西が通行止めになるほどの豪雨の中、少し雨が弱まるまでホテルで待機して出発。15時40分臼杵港発の「おれんじ大阪」に乗れる見込みが立った11時ころ、電話で予約。「1時間前(だったかな)には来い」と言われたが、少し押してしまったので、窓口でイヤミを言われた。 それも無理はない。ここまでギチギチなのだ。 バイクはたいてい、一番に積み込む。そのため、言われた時刻は守らねばならない。すみません。 八幡浜港に向かう。 * * *
出航は22時だが、20時から乗船できる。高速に乗り、一気に東予港へ。6月に、モンベルのSea To Summit出場でこのあたりをうろうろした。 20時前に到着できた。 固縛はあとからするらしい。 窓のある部屋はとれなかった。鍵のかからない内側の船室。GPSログを取るためには部屋から出ていなければ…。 出航待ち。 瀬戸大橋通過は0時35分ころ。そこまでは起きていた。
大阪南港、6時着。8時まで船内にいることができる。船内からは、名門大洋フェリーの「フェリーおおさか2」が見える。 7時半ころまで船内にいて、下船。とうに固縛は解かれていて、車両甲板もガラガラだった。 降りて写真を撮った後、名阪国道経由で東京へ。種子島から2昼夜かかった。雨天でなかったら、あるいは本当に緊急事態だったら、鹿児島上陸後に臼杵か別府に行き、深夜便で四国に渡ってそのまま自走、翌日の夕方…つまり1日早く帰宅しただろう。今回はそこまでの緊急でなかったこと、西郷ダムと山須原ダムを訪ねたかったのでこうなった。 それにしても、おれんじフェリーの乗り継ぎ割引があればいいのに。 まったく恥ずかしいことに、先日、交差点で停まって左足を着こうとしたら、轍がかなり深くて「地面がない」という状態になり、左に立ちゴケしてしまった。運悪く縁石があったためにブラッシュガードがすこしズレ、クラッチレバーが5mmほど曲がってしまった。走行に支障はないが操作性が大きく損なわれたのでレバーは交換。 もともと、純正のブラッシュガードはプラだけなので、やわい。ハンドルバー端部は固定されていても、そこで回転してしまう。なので、ZETAの「アドベンチャー アーマーハンドガード」と「アドベンチャーアーマーガード スクードプロテクター」を買った。 届いてみると、スクードプロテクターは、でかい。これ、渋滞時とか、クルマのミラーに当ててしまうのどの大きさでは…? とりあえずつけて様子を見よう。 ハンドルブレ防止の錘であるバーエンドを外す…と思ったら、12mmのヘキサゴンレンチがいるのか! そんなでかいのはないよ。8mmまでしか持っていない。 この部品は27N・m(だったかな、とにかう20台)で留まっているとのことなので、M10のボルト(通常は13mmだがバイクは12mm)でなんとかならないか試みるも、ボルトのほうが弱く、曲がってしまった。やむなくホームセンターに工具を買いに行く。 ほとんど使わない、というか使ったことがないから持っていないのだけれど、なので安価なものを購入。サクッと外れる。 ところが、リプレース用のバーエンドはM8(10mm)のヘキサだ! 純正と同じサイズにしてくれよ…。ただ、こちらは締め込み方向だからか、ボルトで代替できた。 無事に装着完了。作業そのものは20分くらいなんだけれど、工具を買いに行ったのでそこで1時間くらい使ってしまった。 ついでに。 TENERE700のフロントのアクスルは、19mmのヘキサ。なんでこんな…。そのため、ツーリング時の工具が増えた。普通にボルトにしてほしい。 19mmのメガネで回せるようにと高ナットを買ってきたが、トルクに耐えられるのかな。とりあえず、買ってきただけ。 25年ほど、毎年南会津に行っている…ということは何度も書いているが、旧道沿いのある地区は、近隣の地区とは明らかに異なり、北海道の家屋のような急角度の屋根を持つ家が多い。また、屋根が複雑なものもある。 そして、やたらと蔵が目立つ。それも、屋根が大きい。一般的な蔵よりも屋根が大きく張り出している。そして、土壁のものや一部改修されたものも多い。まったくバラエティに富んでいる。手前の蔵は、腰回りがブロック塀化されている。ここに限らず、小屋は、ハシゴを側面にかけていることが多い。上の写真でも二つの蔵がハシゴを抱えている。 こちらの蔵は、妻面の上部だけが土壁で残り、その下部は下見板張りに(おそらく)改修され、平側は塗り壁になっている…ように見える。平側の下部の下見板張りは、妻面とは異なる。 普通なら片流れの屋根になりそうな小屋だが、正面側に鋭角に屋根が落ちている。左から2件目は、正面に雪が落ちないようにだろうか、破風がある。 窓がないので物置…小屋だと思うのだが、住宅を転用したのかもしれない。屋根が凝っている。1階部分の側面、角波トタンが「横」に打ち付けられている。こういう使い方は初めて見た。 8月の午前2時に都心を出発し、ひたすら国道6号を北上。特にあてもない、なんとなく、いわきの海沿いで日の出が見られたらいいな、というような走り出し。午前4時20分ころ、東海村で、東の空が白み始めた。 いわきマリンタワーを回り込み、少しいったところで休憩した。夏の、湿った朝。泳ぐには水温が低いだろうが、空気そのものはまだまだ「夏」だ。 さらに北上し、国道から旧道に入っていったところ、駐車場となっているところに「壁」があった。中央の丸に、うっすらと蝙蝠が見える気がする。左に丸がひとつしかないのは、本当はもっと左まで防火壁があったのに道路拡幅で削られたか。 高曇りの夏の朝。ここから思い立って、乙次郎林道とその周辺にハンドルを向けた。 |
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