![]() ![]() 当日、@roadexplorerさんより下記の情報をいただいた。過去のものとは形態が異なるようだ。
PR ![]() ![]() ![]() 第4・5連は1982年8月20日の台風10号で落橋したために架け替えられた平行弦のワーレントラスであるため、全体としてはかっこ悪い。 この橋の写真や解説は数多あるので、ここではあまり普通の人が採り上げない写真を掲載する。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 見える文字のみを描き起こす。 富士川橋梁 新橋工事々務所 白石基礎工事株式会社 K.S.18 天端から6.970M 昭和29年12月15日 昭和30年2月20日 富士川を渡る橋のうち、東海道本線と東名高速の間に位置するのがこの富士川橋。県道396号富士由比線だが、1993年3月末まではここが国道1号だった。この狭い対面通行が国道1号とは、21年前の話とはいえ驚く。 この富士川橋は左岸側(東側)に古いプラットトラスが4連、右岸側(西側)に新しいプラットトラスが2連という構成。まずは古い側から。 親柱は、左が「ふじかわばし」(濁る)、右が「昭和六十三年三月竣工」。左にオフセットされてある背の高いものはおそらく古い親柱で、「大正十三年初月竣工」とある。 大正十二年 日本橋梁株式会社 製作 大阪 そして、第4連と第5連の間。このように第5連・6連のところで車線幅が変わっている。 構成は10パネル。今どき200フィートクラスならプレートガーダーとなるのだろうが、ここでは桁下空間がネックになったか。 富士川橋 1988年3月 静岡県 道示(1980)一等橋 使用鋼材 SM53B、SM50YB・YA、SM41A、SS41 製作 日本橋梁株式会社 富士川橋 富士川 橋長 2@66.42m スパン割 2@65.4m 幅員 10.4m 橋格 10.4m 完工 1988 型式(上部工) 下路式トラス (下部工) 重力式橋台、壁式橋脚 主要資材 SS41、SM50Y コンクリート 331.9m^3 鋼材 SD30 127.375t SS41 等 480.44t 塗装面積 6657.96m^2 下部工寸法 A2=4.24x17.03x10.87m P5=5.50x17.50x11.84m 請負(上部工)株式会社横河橋梁製作所 (下部工)住友建設株式会社 新しい桁は古い桁と同じく日本橋梁製だが、架設(横取り)は横河橋梁が請け負ったようだ。 歴史的鋼橋集覧はこちら。 http://library.jsce.or.jp/jscelib/committee/2003/bridge/T8-005.htm 長崎の出島にかかる橋。ピントラスである。出島は周囲を埋め立てられてあたかも陸続きのようになっているが、この橋は、本来の出島の東北端にかかっている。 元々は中島川の河口に架かっていた「新川口橋」であり、現在の地に架かっていた旧出島橋を架け替えるために移設したもの。桁製作は1890年、移設は1910年である。歴史的鋼橋集覧にも製作会社は書いていないが、時期的には国産ではなく、海外製であろう。…と思って現地の説明板を見たらアメリカ製とのこと。部材には陽刻があるが、読み取れない。一般供用されている道路橋としては日本最古とのことだ。 東南側、出島通りにある制限1トンの標識と出島橋。だが、たとえばハイエース等でさえ自重は1トンを超し、荷物を積めば2トンを超す。知らず知らずに通ってしまうクルマも相当多かろうと思う。厳しく制限するのであれば、それなりの対策…つまり歩道化するなどしなくてはならないのかもしれない。もっとも、個人的には本来の用途である車道としていつまでも現役であってほしい。 南側。橋門構上には扁額がある。 出嶋橋、とある。これは北側にもある。 圧縮力のかかる垂直材はアングルを組んだ角柱、引張力のかかる斜材は帯材。端部の垂直材と中央の2パネルの逆向きの斜材はターンバックル付きの鉄棒。 下弦とピン結合している部分。上は、斜材と垂直材。下は、端部の垂直材。 北側。 平行してプレートガーダーの水管橋がある。これを見ると、水管それ自身を部材として使う三弦橋の水管橋の合理性というか美しさを再認識させられる。 左側の側径間は後年造られたもので、歴史的鋼橋集覧の図では、この左端の橋脚は橋台として描かれている。 後者の部材は、メインたる前者の部材の部分で分断されているものが多いが、ここでは交差している。これは珍しいと思う。 先に国道の対岸側の正面の写真を上げたが、右側にわずかに写っている親柱はやはり灯籠状の上部が欠損している。 |
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