栃木県の五十里湖の東に、大塩沢橋という新しい橋がある。その東側、沢を詰めるように旧道があり、旧橋は撤去されている。このときも、丸田祥三さんの『廃道 棄てられし道』の取材に同行させていただいたときのもの。この日はGPSログの取得が不完全だったため、記憶で書く。誤記があったらご容赦願いたい。
南側の行き止まりはこう。まるで、除雪作業はここで終わり!というような塩梅で、ドン付きに土塊が積まれ、その向こうが藪になっている。左手前のカーブの警戒標識は、もっと別なもののほうがいいのではないか。たとえば「もう道はないよ!」というような。写真手前には、砂利取りか、その事務所がある。 少し手前にはR121の標識があった。砂利取りのダンプしか見ない標識。地形図を見ても、もはやここは国道ではない。 標識をアップで。 そして、北側へ。 旧橋の名残。もう少しアップすると… 対岸には、冒頭写真の「反対側」が見える。 …しかし、この写真を見ると、この旧橋はまるで必要がなかったかのように、こちらから対岸に渡る道路がある。そもそも川がない…? ちょっとわかりづらいが、手前から引いてみたもの。旧橋は画面の天端より上で見えていない。写真左が北、右が南。中央の3本の水管が、川だ。川を暗渠化し、その上に道を造っている。 この写真の中央から少し左下に、橋台が見える。これが旧旧橋の跡。 南側から、これとは別の橋脚と、(新)大塩沢橋。 砂利に埋もれつつある橋台。 砂利取りのダンプが出入りしていることもあり、なかなか思うような位置に立ち入ることができないが、なかなかのダイナミックな景観である。国道121号は、国道229号と並んで「相当に開通時と形が違う道」なのではないかと思う。 PR |
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