国道229号は改良に次ぐ改良がなされた道路である。兜トンネル・茂岩トンネル(廃)こ北、ここ弁財澗も、かつては崖をへつった地形に沿った道、その次は岬部分をトンネルで貫き、そして今は写真のように大きな橋(弁財澗<べんざいま>大橋)で入江を一またぎしている。ここに廃道があるのは見えるので、立ち寄ってみた。
(施設名参考:『旧道探索』) このように廃隧道が見える。よく見ると、左側にも道跡が見える。 確かに、左にある。塞がれた廃隧道よりも、すでにそちらに気を取られた。この廃隧道、扁額が剥がされているが、名を弁財トンネルという。 弁財トンネルから左に入ると、強烈なコントラストの下、廃橋があった。銘板はないが、この橋は弁財ば橋という。その右側が異様な雰囲気を持っていた(参考:『愛郷かもえない』神恵内村発行/PDFはこちら)。そのまま進む。 すこし、せり出している。片洞門だ。 いや、「少し」ではない。ものすごく、貼り出している。そしてその先には、ごく短い隧道がある。 これをくぐったところで、なにもなかった。旧旧道は、現道を作る際に潰されていて、行き止まりというか、どこにも行きようがない。 振り返っての帰り道。廃橋から海を見下ろしたら、そこは見事な「澗」であった。かつてはここに船を着け、ここを生け簀のようにつかったのだろう。 旧旧道を出て旧道の弁財トンネル前に出ると、廃道は両端を少しずつ狭めて、夏らしい雰囲気をもってそこにたたずんでいた。 PR |
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