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20121016_006.JPG北海道の函館から東にずっと行き、戸井を過ぎると日浦トンネルがある。その旧道に相当する。もっと北、森から海沿いに恵山を回ってきて、この旧道にぶつかった。写真は旧道に入って振り返ったところ。相当な切り通しだということがわかると思う。

20121016_005.JPG前方、柱状節理を切り拓いた道が見え、その向こうに柵がある。道は断絶しているように見える。いや、それよりも画面の右の夥しい落石が恐ろしい。

20121016_004.JPG右を見る。この高さだ。17mmでも入らない。絶対に近づきたくない。ネットを張っているとはいえ、よくぞこんなところを国道としていたものだ。柱状節理は、少し力を加えるだけでボロボロと剥がれ落ちる。

20121016_000.JPGさて、柵。その下は、柵からの錆びで茶色くなっている。その向こうは?

20121016_001.JPGこうだ。道は、岩礁の上に橋を渡し、岩を切り拓いて続いている。

20121016_002.JPGなんという波の破壊力。この日は風が強かったとはいえ、8月上旬でこの波である。足元を見ていると、波が来るごとに深い闇がぐぐっと持ち上がってきて岩礁の隅々まで入り込み、惹いていくときに渦を巻いていく。人間の泳ぎなどなんの役にも立たなそうな、圧倒的な水圧。

20121016_003.JPG橋だったもの。ちゃんとコンクリートで函を作って橋台を造り、その上にPCの桁を渡している。それが、このザマだ。

落石も恐ろしいが、波も恐ろしい。ここが現役の道路だった頃、冬場にクルマは通れたのだろうか?


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南伊豆の東西を結ぶ婆娑羅峠は何度となく通っている。代わりに、石廊崎は数えるほどしか通ったことがない。

その婆娑羅峠の旧道には廃隧道がある。すぐ近くに閉鎖されたようなドライブインがあり、その裏手、かつて道路だったところは庭のようになってしまっており、立ち入ることがためらわれるのだが、おそらく放置された道路敷を占有しているもの…と勝手に解釈をして隅っこを迂回しながら旧道に出た。

20121011_003.JPG雨上がりということもあり、障気を感じる雰囲気。これは振り向いて撮ったものだと記憶する。路面は泥。道なりの右カーブを抜けると…。

20121011_004.JPG婆娑羅隧道だ。完全に閉鎖されている。向こう側に光が見えるのに、立ち入ることはできない。

20121011_005.JPG引き返しつつ、旧道をもう一枚。


この婆娑羅隧道は、国土地理院の地形図には描かれなくなってしまっても、なぜかネット地図には東側の坑門の位置が描かれている。Yahoo!でもGoogleでも掲載されている。ネット地図は、廃線跡なども載っていたりするのだが、整備の過程を知りたいものだ。


 
20121011_000.JPG熱川の湯の沢交差点。こういう、地味な道路改良の痕跡に惹かれる。かつてはここが道路だったのに、いかなる事情か、空きスペースになってしまった。おそらく、線形改良なのだろう。

すぐ近くには、カーブの改良もある。

20121011_001.JPGこれくらいなら、なにも改良しなくても…とも思うし、わざわざデリニエーターを移植しなくても、向かって右の車線だけ幅を広くしたままでもいいじゃないか。

20121011_002.JPGやがて、改良された曲線半径は、これだけ変わる。それにしても、車線、広いままでいいじゃないねえ。
(2010年9月撮影)



 
20120912.jpg積丹半島東側、余市湾側にある滝ノ澗トンネルの旧道、東側に相当する。突然、道が断絶している。金網で封鎖されているのは旧道だ。

「向こう」から「こっち」に向かう形で、白い菱形がある。横断歩道等がある場合の注意喚起の表示だが、その存在もむなしい。

20120817_000.JPG(北から南を見ている)

函館から檜山、積丹へ抜ける海沿いの道は、道路改良の痕跡がそこかしこにある。たいていは、海沿いの隘路を長大トンネルでバイパスしたものだが、ここは大規模に曲率を改良していた。

20120817_001.JPG旧道の2車線がまるまる残っている。その隣りに新道の2車線。旧道は比較的きれいなので、まるで4車線の道路のようにも見える。

20120817_002.JPGガードロープに、木の棒が絡まっていた。しかも、途中で折れ曲がっている。ここに棒を挟んでから、ガードロープを締め上げてテンションをかけたかのようだ。ガードロープは緩みがないし、棒もがっつり食い込んでいて、とてもはずすことはできなかった。



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