![]() ![]() 名寄にキマロキが保存されている。キ604の部分写真をアップする。 ![]() 正面を向いている羽子板のような5枚の羽根は可動できる構造となっているが、よくわからない。DD14等と異なり掻き寄せ翼はごく小さなものしかない。 ![]() ![]() 手前に三方コックが五つ並ぶ。どれがなにかはわからない。左右の床下から生えているレバーは、外部のリンクから考えるに、小さな掻き寄せ翼を操作するもののようだ。 ![]() 左右に隙間が見えるが、ここからボイラが見え、また、ランボードの上を歩いて後部の投炭室に行ける。 ![]() 後ろを向いて操作するとしたら、右側運転台のようなイメージだろうか。 ![]() 左から覗いたところ(車体右側)。右手前が煙突、中央が蒸気ドーム。ボイラ横に這うパイプが蒸気を左の箱の中のシリンダに供給するものと思う。 ![]() ![]() 投炭室から車体の左を見る。ボイラ上の円筒は給水温め機だろうか。 ![]() 投炭室から車体の右を見る。砂箱や蒸気の配管がないため、スッキリしている。 ![]() 最後、もう一度外に出て、3軸台車。バネなしとのことだが、軸箱の上に板バネが見える気がする。こういうものを見ると、なぜ台車内側の写真を撮って来なかったのか等の後悔の念に駆られる。 PR
5月に、上のようなツイートが流れてきた。手元にある「弥彦線 東三条・越後長沢間 さようなら入場券」を見ると… ![]() ![]() ![]() ![]() 駅が廃止になると、駅名標は真っ先に取り外される。場合によっては保存される。だから、このように「野良」で残っていることは、なかなかない。新津鉄道資料館にでも連絡してみようか。
キ100(キ165)に搭載された「配電盤」の謎関連にして
キ100(キ116)に搭載されたエンジン発電機の続き。 キ116は、モワ51との総括制御ができるように改造されている。そして、屋上のエアタンクは2基撤去され、4基になっている。通常、キ100のこの場は「運転台」ではなく保線員による操作台というべきものだが、本車は総括制御用の運転台でもあり、内部はその影響が大きい。 ![]() 運転大部分は全貌を撮れないので分割で。 ![]() ![]() 左側が運転席。左は東芝製のマスコン。その右は、ハンドルはないが、ブレーキ弁だろう。マスコン左の押しボタンについては後述。 ![]() ![]() ![]() ![]() 振り向けば… ![]() そういえば、運転席左窓上に「ブゥザー」というスイッチがあったような気がするが、スマホでだけ撮っていて、周囲の様子がわからないのでこの情報は保留としておく。 いろいろと、再度見なければならない部分がたくさんある。また行かなければならぬ。 special thanks : 丸田祥三さん
キ100(キ165)に搭載された「配電盤」の謎に関連して。
![]() ![]() 吸気ホース左には「発電キ使用時コーク全開 使用後、コック閉切」という表示の下に、手作業で移設されたキーシリンダー、パイロットランプ、(たぶん)チョークノブ、押しボタンスイッチ等がある。 ![]() 吸気があれば、気になるのは排気だ。吸気ホース右に「排気コック」と書いてあるが、こんな細くて曲がっている管は排気ガスの排出用ではなかろう。では…と思い、車外を見てみると…。 ![]() 左側面、後部台車の前側車輪外側にマフラーが見えていた。 ![]() 「電圧は24V以上にすること を絶対にさけて下さい」 と、誤読しそうな書き方で「24V以上にするな」と書いてあった。発電機は制御電圧と(おそらく)同じAC100V、バッテリーはDC24V、ということだろうか。ちょっとよくわからない。 このキ116はいろいろと興味深いので、続く。 special thanks : 丸田祥三さん ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 他の路線・鉄道では、汎用のポータブル発電機を使うこともあったようなので、そういうものを積んでいたのか。その場合、排気をどうしていたのか。 ご存じの方はご教示いただきたい。 ![]() 【2018.2.4追記】 とある筋から、小坂鉄道保存会にて保存されているキ115の社内に発電機が搭載されているという情報をいただいた。搭載位置は不明だが、箱に入っている。その箱の中には、久保田鉄工製「クボタオートディーゼル」KND3型機関が搭載されている。定格出力3馬力/2000rpm、最大出力4馬力というもの。機関番号(製造番号?)7524。エンジンの「向こう」に大きな歯車が見える。 その歯車にチェーン等がかかっていたと仮定して、そのチェーンライン上に、三鷹車輌電機製作所製の「ディーゼル機関発電装置」がセットされている。形式MDG800、出力600VA、電圧・電流AC24V27A DC24V5.2A、回転数機関2000発電機2400rpm、周波数160(サイクル?)、重要143kg、製造番号3071、製造年月38.7、という銘板が付いている。クボタのエンジンとどうつながっているのかはわからない。 クボタのサイトを見ると、汎用エンジンの製造開始は1961年。三鷹車輌電機とは、蒸気機関車のタービン発電機などを製造していた会社だ。いつか小坂で実物を観察したい。 |
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