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●河口一号隧道

愛媛県の西条市街から石鎚山方面へ県道12号を登っていく。千野々橋を左手に見てそのまま道なりに進むと、鋼製のシェッドがあり、岩を穿った短いトンネルがある。河口一号隧道(こうぐち)という。これは北側。

 
愛媛県の資料によれば、1924年架設、延長11m。シェッド部分はかなり後になってからの追加だろう。片洞門に繋がるので、出口の光景が妙な形になる。

 
抜けて南側。山側に新しめの吹き付けコンクリートがある。2012年のストリートビューではこれはなく、アンカーボルトのみ。

 
「坑門」がないので隧道部分と片洞門部分が連続しているような感じ。雨で法面が濡れていること、岩剥き出しの部分との対比などから立体感を得づらく、90年代のポリゴン背景のテクスチャのように見える。


●河口二号隧道
 
すぐ南にある河口2号隧道。


鋼製洞門との接続部分。

 
抜けて南側から振り返る。この隧道は前後に洞門を備える。


●片洞門
 
そのすぐ先の片洞門。この左側は、以前はもっと張り出していたようだ。


2012年のスト医リートビュー。また、奥に見えるコンクリートの塊のようなものも、やはりない。これは2023年に造成されたもののようだ。

 
落石対策?

 
南から。

 
この先が大きくオーバーハングする片洞門。

 
アンカーを打ち込んで左右をつなげたほうが安定しない…?

 
南側から。一つ前の片洞門の撤去を考えると、いずれこちらも上部が除去されかねない。


●関連項目
千野々橋 片洞門に向かう途中で見つけたボーストリングトラス



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鉄道敷は近代化産業遺産として世界遺産に登録されている。そこに架かる人道橋。

 
 
古レールで組まれたトラス橋はあるが、ボーストリングトラスは珍しい。

 
縦桁としてレールを横倒しに使い、その上に枕木を横桁的に渡して床版とし、その上に舗装路を載せているようだ。レールを横倒しに使って大丈夫なのだろうか。

 
レールは垂直方向の力には非常に強いが、それ以外の方向はそうでもない。25mの定尺レールの上に載ればぐにゃぐにゃするし、撮り下ろしの動画などを見ても左右方向にはぐにゃぐにゃだ。

古レールを縦に使うか横に使うかは、その構造物によって異なる。レールは縦方向よりも横方向のほうが弱い(柔らかい)のだけれど、圧縮の力がかかる上弦でこのように使われて座屈しないのか心配にはなる。

 
 
 
文字が読めないほどになった看板には「~罰せられます」とある。クルマ通行禁止という意味だろうか。


 
かつてマリンエキスプレスが就航していた日向港。ターミナルビルは、現在は運送会社となっている。

 
大型車が頻繁に出入りしており、港の駐車場が存分に活かされている。

 
1万トンクラスのフェリーが着く岸壁。いま使われることはあるのだろうか。

 
ヤシの一種が沿道に植えられている。私が日向港を利用してここを走ったたことがあるか、現地では思い出せなかったが、帰宅後に確認したら、利用したことはなかった。マリンエキスプレスはのべ6回乗っていて、すべて宮崎だった。









 
熊本県の宇土半島の北側に「長部田(ながべた)海床路」という、ちょっと知られた海上電柱がある。干満差が最大3mを超える島原湾で干潮時にも漁をするために、要するに「遠くに行ってしまった海面」に行くための道路があり、それに沿って電柱があるものだ。その道路は満潮になると海面下となることで知られている。その東側の小部田(こべた)と、西の長浜にも海上に電柱が並んでいて、これはその小部田だ。

 
国道57号を西に向かっていて、海上に電柱があったここを長部田かとおもって写真を撮ってあとはスルーしたのだけれど、ここは小部田だった。写真中央に軽トラなどが写っている。国道側からも道路があるのかもしれないが、このときは泥で埋まっていて、別のところから入ったのか、それとも干潮になるまで待つのか。

 
水道管だろうか。バツ形に丸棒が突き刺さっているのは、海面下に沈んだときにも見えるようにするための目印だろうか。

 
干潟の泥はこんな感じなので、河川の開口部は水が流れるようにだろう、このようになっている。

 
 
 
電柱の「根元」というか陸側にあった小屋。非常に多くの電力計があり、また、小屋の中からは個人名の書かれた水道管が多々出ている。すべて後付けでそれぞれで作業しているのがありありとわかる。水槽?


 
地理院地図の空中写真1974~1978と「最新」。1974~1978のほうには、この電柱のルート上に道路が写っている。









 
早朝のこの街に30分ほどいた。そこからバイクで1時間ほどの距離の街に入るころ、「ここに大協石油の防火壁がある」と教えていただいた。当然、とって返す。

 
この給油所は国道に面したきれいな施設で、その前は何度も通ったことがある。しかし、大協石油のマークは、その「裏側」にあった。かつてはこちらこそが「表側」であり、きれいなサービスルームと背面合わせにある古い建物は、こちらに顔を向けていた。いまの国道は、近年つけられたバイパスなのだ。

こちらを拡幅せず、給油所の「裏」に国道バイパスができたおかげで、大協石油の防火壁はそのまま残された。







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