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四日市駅の南側、阿瀬知川を渡る橋梁(左が四日市駅)。阿瀬知川とは市街を貫流する三滝川からひっぱった水路で、雨水幹線のひとつ。あるサイトには「阿瀬知雨水2号幹線として昭和40年供用開始」とあるが、終戦直後の航空写真にもこの川はあるので、もしかしたら「その用途としては」昭和40年供用開始なのかもしれない。

ともかく、三線ある、2スパンの橋である。

これは上り線。2連の槽状桁。しっかりと落橋防止策がなされているのはさすがだ。

拡大して見る。桁はリベット留めなのだが、左右の槽状桁を結ぶ部材には一部ボルトが見える。これは後年の補強だろう。

塗装表記はこうだ。(見える範囲で)
橋りょう名 阿瀬知川橋りょう
位置 四日市~南四日市 37K697
支間 6M18
塗装年月 2008年11月
塗装回数 2回塗
(以下略)

6m18というのは20フィート(6.096m)だろうか。

海側から。まったく近寄れないので桁裏がわからない。桁から横(川筋方向)に、何本かレールが飛び出しているのは、刎橋のようにレールを持ち送りして、点検用通路を支えているように見えた。

三線の間はコンクリートの板で覆われているので、のべ六つの桁は同じだろうと思っていたのだが、いま写真を見ると、海側の桁は少し違うようだ。その場では気づかずともすべての写真を撮っておけばよかった。いつもこうやって公開し、再訪するハメになる。

この部分の踏切は「阿瀬知川踏切」という。四日市駅構内の入れ替え、また末広橋梁に行く列車が通るときなどは、列車の方向が指示されるのではなくこの「入換中」が点灯する。






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