(小舟渡橋より先に…)
昨年、ガーミンのdakota20を購入後、地形図はカシミール3Dから切り出して転送して使用していた。不便な点はサイズに制限があることで、2万5000分の1地形図なら、東京都全部をdakota20に入れることはできない。便利な点は無料である、ということだ。 旅行時でも、PCを持参することでなんとかしていたのだが、10年ぶりに北海道ツーリングに行けることになり、対策が必要になった。そこで、TKAから「日本地形図25000全国版 microSD版」を購入した。地理院の2万5000分の1地形図が全国分入って、2万4800円である。なお、dakota20は、イギリスの自転車屋から購入している。そのほうが安かったからだ。当時222.12ポンド、現在のレートなら2万8000円ちょっとだ。当時は3万円を切る、くらいだったと思う。アメリカでは349.99USDだ。 さてこの「日本地形図25000全国版 microSD版」(以下「本地図」とする)。予想以上にすばらしかった。以下、キャプチャ中心に。 Enabledとなっている、「TopographicMap25k」というのが2万5000分の1。その下の数字(2011068286)は、おそらく「2011年6月版」ということだろう。ほかに「RoutingMap」「Topo50m」が同時に利用できるようになる。 これで、スケールを変化させると、それにあわせて省略された地図が表示されるようになる。TKAによれば 5m~200mスケールまでは25000分の1の地形図、300m~800mスケールまでは空間データ基盤(25000)を元にした地図、1.2kmスケール以降は広域地図が表示されます。 となっている。 これまで「カシミール3D」からマップを切り出し、[CustomMap]として利用していた人もいるだろうが、そのままの設定では、CustomMapのデータがある部分では、本地図より優先されてそちらが表示されてしまう。 左の地図になぜ500m刻みの等高線があるかといえば、標高0mと1mとの境に等高線があるためだ。以下同じ。 なんでそんなことに気づいたのかというと、地図入れて真っ先に見たのがここだったからだ。 等高線は50mごと。 等高線は地形図と同じ10m。だたし、50mごとに、別データによる等高線が重なるので、多少の見苦しさがある。これを消すためには、[Setup]→[Map]→[Map Information]で、「Topo50m」を「Disabled」にすればいい。これを「Disabled」にしても、800mスケールより大縮尺の地図での等高線の見え方は変わらない。 左の、本地図のクッキリ度がよくおわかりいただけると思う。川がきちんと水色になるのが嬉しい。 2万5000分の1地形図としての使いやすさは、200mスケールから120mスケールまで。その次の80mスケールでは、周辺がわからなくなる。そして50mスケールではこんな。紫色の破線は、地下鉄駅の表記。わかりづらいからか、電子国土では、地下鉄駅は破線ではなく塗りつぶされた四角になっている。 等高線は、ここまで拡大すると、「50mごと」の黒い線との誤差がはっきりとわかるので、やはり「Topo50m」は「Disabled」にしておくのがよさそうだ。 赤いトラックデータが絡まっているのは、本日買い物をした池袋のエルブレス。買ったものはこれ。 以上、Dakota20とTKA「日本地形図25000全国版 microSD版」の相性というか表示についてのレポートである。 結論:この地形図、早く買ったほうがいいですよ。 PR |
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