富士見付近はこのような地形である。黒線が県境、ピンクが分水嶺である。
左端がマネキンの横顔に見えなくもないが、実はJTB時刻表の塩尻付近は(ry、もとい、長野・山梨県境が信濃川・天竜川水系と、富士川水系との分かれ目かと思いきや、そうではない。正確に描くとほぼこうなる。 中央本線のサミットは、富士見駅の西端だったと思う。そこを境に東は富士川、西は諏訪湖を経て天竜川となる。とはいえ、富士見駅付近に明確な稜線があるわけではなく、地形図を見ても曖昧な記号となっている。そこを県境とするならば、八ヶ岳の南側はすべて山梨県だったはずだが、そうもいかない。八ヶ岳は両線を挟んで東西で県が異なる。その東側、飯森山と赤岳とを結ぶのが分水嶺で、県境は飯森山の南である。なおかつ、飯森山と赤岳の間の沢は、信濃川水系の支流と富士川水系の支流とが水管で結合されており、水を融通しているのがわかる。 水系で(雑な)色分けをした地図をご覧にいれよう。 水利権というのは調べれば調べるほど途方に暮れるが、この地図を見てもその一端が垣間見れるだろう。 日本海に注ぐ信濃川水系と、太平洋に注ぐ天竜川水系の境は、この北、八ヶ岳の北側で西に折れ、諏訪湖をぐるりと取り囲むようにして木曽駒に向かう。 こうしてみると、立場川は富士川水系としては西の端をかすめる川であった。 (現地地図、展望図はDAN杉本氏作成のカシミール3Dを使用した) PR
この状態ではampm。多分。
こうするとファミマに変身。多分。 多分、というのは、広域←→拡大を繰り返すと、 同じ縮尺でも、ampmが表示される場合と、 ファミマが表示される場合が混在する。 なんでだ? 正解は、非常につまらんことでした。 最大限に拡大してみてください。
青梅の万年橋のプラットトラスの写真を見ていて、
ふと古い航空写真を見てみた。 万年橋は、確か2003年に新橋に移行しているが、 それを確認したくなった。 果たして、1974年度の航空写真はこうである。 対して、グーグルの衛星写真はこうである。 大きな地図で見る 上流に新たな桁を架設したため、南側で道路が微妙なシケインのように クランク状になっている。 そして、ヤフーの衛星写真ではこうである。 こうなると、もう経路変更の跡はなかなか見えてこない。 グーグルの衛星写真は古い、ということだろう。
清水峠まで登ろうとして地図をプリントし、はたと気がついた。
2006年に刊行されたカシミール3Dに収録されている 2万5000分の1「巻機山」「茂倉岳」に描かれているルートと、 現在の「ウオッちず」に描かれているルートが異なるのだ。 左がカシミール収録のもの、右が地理院がいま公開しているもの。 正確には、山さ行がねがの記事を読みながら地図を見ていてきがついた。 本谷川の徒渉点が異なるほか、いくつかの違いがある。 地形図とは変化するのが当然であるが、いままで、もっと有名な山で 登山道に嘘が描かれているものを多数見てきたので、 よりによってこんな(?)場所が正確に描かれていることに 逆に違和感がある。 このエリアの地図を初めて買ったのは1987年。 どこかにしまいこんであるはずだ。 翌1988年、土合~白髪門~朝日~清水峠~謙信尾根を歩いた。 この週末、その末端を、ちょっとばかり、歩いてみようと思っている。 果たして足の付け根と腰がもつかどうか、そのテストである。 |
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