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富士見付近はこのような地形である。黒線が県境、ピンクが分水嶺である。

20100120-2.jpg左端がマネキンの横顔に見えなくもないが、実はJTB時刻表の塩尻付近は(ry、もとい、長野・山梨県境が信濃川・天竜川水系と、富士川水系との分かれ目かと思いきや、そうではない。正確に描くとほぼこうなる。

中央本線のサミットは、富士見駅の西端だったと思う。そこを境に東は富士川、西は諏訪湖を経て天竜川となる。とはいえ、富士見駅付近に明確な稜線があるわけではなく、地形図を見ても曖昧な記号となっている。そこを県境とするならば、八ヶ岳の南側はすべて山梨県だったはずだが、そうもいかない。八ヶ岳は両線を挟んで東西で県が異なる。その東側、飯森山と赤岳とを結ぶのが分水嶺で、県境は飯森山の南である。なおかつ、飯森山と赤岳の間の沢は、信濃川水系の支流と富士川水系の支流とが水管で結合されており、水を融通しているのがわかる。

水系で(雑な)色分けをした地図をご覧にいれよう。

20100120-1.jpg水利権というのは調べれば調べるほど途方に暮れるが、この地図を見てもその一端が垣間見れるだろう。

日本海に注ぐ信濃川水系と、太平洋に注ぐ天竜川水系の境は、この北、八ヶ岳の北側で西に折れ、諏訪湖をぐるりと取り囲むようにして木曽駒に向かう。

こうしてみると、立場川は富士川水系としては西の端をかすめる川であった。

(現地地図、展望図はDAN杉本氏作成のカシミール3Dを使用した)

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この状態ではampm。多分。


こうするとファミマに変身。多分。


多分、というのは、広域←→拡大を繰り返すと、
同じ縮尺でも、ampmが表示される場合と、
ファミマが表示される場合が混在する。

なんでだ?



正解は、非常につまらんことでした。
最大限に拡大してみてください。
青梅の万年橋のプラットトラスの写真を見ていて、
ふと古い航空写真を見てみた。
万年橋は、確か2003年に新橋に移行しているが、
それを確認したくなった。

果たして、1974年度の航空写真はこうである。
20091012a2.jpg

































対して、グーグルの衛星写真はこうである。

大きな地図で見る
上流に新たな桁を架設したため、南側で道路が微妙なシケインのように
クランク状になっている。

そして、ヤフーの衛星写真ではこうである。

こうなると、もう経路変更の跡はなかなか見えてこない。

グーグルの衛星写真は古い、ということだろう。



去る3月29日に、埼玉県に新たに開通した、新都心大橋。
土木学会の平成20年田中賞を受賞している。(→公式サイト

で、このヤフー地図を拡大すると、橋が消えてしまう。



いずれ、詳細図も修正されてしまうだろうが、
いまならまだ橋がない状態を見られる。



東京メトロ副都心線が開業後約1年間掲載されなかった
グーグルマップでは、もちろんこの橋は反映されていない。


大きな地図で見る
航空写真の新しさは、ヤフーに軍配。


ちなみに最近になってようやく
副都心線が開業したようだ(笑

清水峠まで登ろうとして地図をプリントし、はたと気がついた。
2006年に刊行されたカシミール3Dに収録されている
2万5000分の1「巻機山」「茂倉岳」に描かれているルートと、
現在の「ウオッちず」に描かれているルートが異なるのだ。

20090625shimizu_kash.png20090625shimizu_chiriin.png










左がカシミール収録のもの、右が地理院がいま公開しているもの。

正確には、山さ行がねがの記事を読みながら地図を見ていてきがついた。
本谷川の徒渉点が異なるほか、いくつかの違いがある。

地形図とは変化するのが当然であるが、いままで、もっと有名な山で
登山道に嘘が描かれているものを多数見てきたので、
よりによってこんな(?)場所が正確に描かれていることに
逆に違和感がある。

このエリアの地図を初めて買ったのは1987年。
どこかにしまいこんであるはずだ。
翌1988年、土合~白髪門~朝日~清水峠~謙信尾根を歩いた。

この週末、その末端を、ちょっとばかり、歩いてみようと思っている。
果たして足の付け根と腰がもつかどうか、そのテストである。


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