西武有楽町線新桜台駅近くにあるこの店。「百貨販売」という昭和40年代くらいまでの言葉、そして「ィ」がないと別の意味になりそうな「デスカウント」という業態。ショーウインドウは一昔前のカメラや時計を扱う店、あるいは質屋といった風情だ。
この手の建物は、ショーウインドウの高さが特徴的だ。採光のために窓を大きくする例としてはガソリンスタンドのサービスルームを思いつくが、この建物はあくまでもショーウインドウに徹している。 面白いのは向かって左半分と右半分で表情が違うのに、非常に整った顔立ちをしていること。バランスがいいのだ。1階部分、左は引き違い戸、右はドア。2階部分、左と右で窓の幅が違う。建物の屋根部分、右は北側斜線で屋根を欠いている。これだけ左右で表情が変わっていても、きちんとまとまっているのはすごい。 PR 勤務先の目の前に、ずっと気になっているペンシルビルがある。「平本親巧」というバッジやカップの会社のショールームのようだ。2012年4月頃はまだ右側のビルが建設中だったのでかなりの空間があり、この平本京橋ビルはもっといきいきとしていた。右側のビルは東洋熱工業の新社屋。 平本親巧の社名はまるで鏝絵のようにぼってりとしていて、しかも右が木なのだが、その上にある「登録商標 いつもにこにこ」の「平」マークはそれとは対照的にくだけすぎている。 このビルの前は、のべ6年歩いており、この2年は対岸の道を毎日歩いているが、そんなふうに目の前にある「ショールーム」ながら一度も入ったことがない。買うわけでもないので入りづらい。そのまま別れてしまうなんて、学校で同じクラスで気になりながらもついに1年間会話をすることもなかった人みたいだ。
登米から北上川を遡り、岩手県に入ると、ある集落でこんな建物があった。役場、あるいは支所、あるいは銀行。学校の校舎の一部、業務用の建屋にも見える。
向かって左手に「くみあいストアー」があるので、農協跡だろう。この「くみあいストアー」の文字の手作り感、こういうのは大好き。 敷地内には給油施設の後もあった。
石ノ森章太郎がかつて見たシェルから県道を北へと上がっていく途中、田園地帯に郵便局のような建物があった。でも、どうやら使われていないようす。
各種公共料金取扱いの表示がある。しかし、郵便局にしては入口が妙な作りになっている。 ガソリンスタンドのサービスルームではないよな。 裏側。 ここには安売り自販機が設置してある。写真を撮っていると、近くの農家の女性が自転車で飲料を買いに来たので聞いてみると、ここは農協で、周辺の米はすべてここに運び込まれていたそうだ。それにしては、倉庫がない。 「震災でやられてしまった」とのことだった。GoogleMapsのストリートビューで見ると、撮影は2011年10月だが、立ち入り禁止の処置がされているのがわかった。そして今現在は、上記のように更地になっている。
津山駅に隣接する、かつての津山機関区の扇形庫。全17線あり、これは現存するものでは梅小路のものに次いで二番目の規模である。定期的に公開されており、ネット上にも写真はたくさんある。
転車台から見て右手端、一段低くなって2線分ほどの幅の建物がある。ここは元々は談話室や鍛冶職場で、現在は排水処理施設が収まる。 その部分の裏側と側面。下写真の左側が転車台。 また、転車台から見て左手端には、プレハブの建物が収まっている。これは1989年(1969年かもしれない、資料が不鮮明でよく読めない)竣工の作業員詰所である。 詰め所を側面と裏面から見る。建物の中に建物がある、異様な光景。 ガラス窓。大きな窓がフラップのように開閉できる。 隣接して「懐かしの鉄道展示室」がある。これは事務所の建物だったという記事があるが、1974年度の航空写真を見ると、位置や面積が異なる気がする。その後、建て替えられたのかもしれない。 (関連項目) タブレット閉塞機の内部 津山のターンテーブル |
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