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新発田市内を歩いていたら、2棟の建物の短辺同士を接続したような集合住宅があった。凸型の中央が階段・エレベーター(不動産情報による)で、その両側、長手方向に部屋があり、それぞれにベランダがある。

真正面から見ると、このスリムさだ。この奥に、4部屋が縦列で並んでいると思うと不思議だ。

冒頭写真で「2棟の建物…接続したような」と書いたが、これは、接続することで1棟とみなし、かつ、真ん中の2部屋にもベランダを設けるための工夫のようだ。

この周辺の敷地は、この集合住宅のように、とても細長くなっている。
























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天売島で見かけた漁船のキャビン。地面に固定されていて、周囲の様子から察するに、小屋のように使われているようだ。おそらくFRP製、船に使っていたのだから耐候性も相当に高いに違いない。こんな余生の送り方もあるのだな。


焼尻島の港の前には、漁業のための作業場がある。壁の貼り替え、窓のサッシ化、戸の入れ替えなど、傷んだ部分から改修を繰り返してきたのがよくわかる。

おもしろいのは、この戸の腰板で、なんとタイル貼り。…と思いきや、まさかそんなことはなく、錆も浮いているので、それを模した鉄板のようだ。


焼尻島で見かけた木造の家屋。鉤型になっていて、おそらく手前は作業スペース。潮風に吹きさらされた木の色がなんとも言えず、郷里の新潟の海沿いの家屋を見ているようだ。

どこもサッシ化されておらず、引き戸も、窓も木桟。窓ガラスは小さく区分けされているのは価格的なものと破損時の対応のためだろう。それでも採光スペースはとても大きくとられている。ふと、床屋のような気がしてきたが、なにか電動の機械が覗いているので違うだろう。側面に窓がないのがちょっと不思議。

屋根は金属葺きに、垂直方向に抑えの材が付け足されている。風対策か。手前のみ、吹き替えられている。

この建物もそうだが、周辺は、海に向かって風よけの木の壁がある。別のところではこういうものも見た。
 


●参考
西山の潮風よけ





宮脇俊三の文章で「北海道らしい光景」としてよく描かれていたサイロ。まだ北海道など夢のまた夢だった子供のころには憧れの光景の一つだった。

ここでいうサイロは酪農のためのもので、牧草を貯蔵・醗酵させるための設備。塔型である。しかし、現代の酪農においては、牧草はロール状にパッケージして(「ロールベール」)倉庫に保管しながら醗酵させるようだ。そのため、こうした塔型サイロはほぼ使われていないと考えていいだろう。

塔型サイロは石積みや煉瓦積、コンクリートブロック積み、コンクリート製等いろいろある。屋根は金属の帽子のようなものがかぶせられていることが多い。近年、解体が進んでいる気がする。

写真は、北海道の国道沿いで見た、もう使われていないサイロ。写真左のものは、屋根の金属板が取り外され、木製の骨組み…までは見えないが、それを覆っている板が見えている。そうか、板は、螺旋状に曲げながら張るのか。しかし、円錐の下部をぶったぎった形をしているのだから、そのまま曲げても上部で破綻するはずだ。そのあたりは木材の気楽さか、適宜処理してあるようだ。

このサイロに気づいた後は、ときどき、こうした骨組みを露出しているサイロが目に入ってくるようになった。そのすべての骨組みは、このように板を螺旋状に貼っていた。もしかしたら例外もあるのかもしれないが、来年また行くことができたら、もう少し積極的に見てみようと思う。







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