先日、千駄木の料理屋「せとうち」に行く機会を得た。『週刊東洋経済』の鉄道特集の企画者、@tetsuaniさんと、会社の同僚@kaerudoさんと新年会をしましょうといいながら早3月。3人とも「せとうち」に行きたい!と行っていたので、うまく3人の都合がついた日に予約がとれた。
店内は国鉄時代を中心とした鉄道グッズが壁を埋めている。でも、圧迫されるほどのコレクション展示スペースということはまったくなくて、とてもきれいに並んでいる。きちんと手入れがされているのがよくわかる。 このお店は鉄道好きのなかではけっこう有名だと思う。『鉄道ピクトリアル』の新年号の特別企画の対談でこのお店が使われたり、『鉄道ファン』に掲載されたり。聞けば、亡くなったご主人が1964年(昭和39年)にはじめたもので、当時は2階建て。十数年前にビルになったため、その2階に入っている。 店を切り盛りするのは女性おふたり。料理はコースのみで、飲み物は別途注文。ぼくは酒が(おいしいと思うのに)飲めないので、料理中心のお店はとてもうれしい。そういうお店なので予約客のみに対応しており、この日の客はなんとぼくたち3人のみ。なんだか申し訳ないような気持ちだけれど、贅沢な楽しみ方をさせていただいた。 テーブルはグランドピアノのふた、椅子はグリーン車の座席と京浜東北線(ということは103系か)のロングシート部分。ぼくはうっかり(?)グリーン座席に座ったので、その座り心地のいいこと! 心から寛げる環境の中で、ぼくよりひと世代上のお二方と、旅や鉄道、雑誌や出版社の裏話などをしながら、時に店を切り盛りする奥さまたちも会話にまざりながら、楽しく3時間あまりを過ごした。 あいにくの雨だったのと、そもそもカメラを忘れたので写真を撮っていない。これは携帯で撮ったもの。 外には越後線の時刻表。たぶん吉田駅。まだ駅名が「大河津」であり、急行ひめかわがある。列車番号はすべて「○○○D」。非電化時代だ。注目したいのは、上りにある「新潟始発、5:42」という124D。たしかこれは新潟4時50分発で、何度か乗ったことがある。 急須。芸大の学生さんが作ってくれたという。昔から、お客さんとの交流を大切にしていたのだというのがよくわかる。そうしたエピソードもたくさん聞かせていただいた。ぼくが訪ねたときも、「いそべさん」と話しかけてくれる。また行かなきゃ! PR |
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