東京港臨海大橋(東京ゲートブリッジ)桁架設見学の次の次の作業となる、最終工程・中央径間架設を見学してきた。午前5時10分頃、若洲キャンプ場の前に到着、当然まだ駐車場は開いていないが、警備員さんのはからいで5時20分頃には入れてもらえた。ありがたい。
中に行くと、すでに昨晩からいらしていた方々が数名、構えていた。 周囲はまっくら。前日までに桁吊り上げまでは済ましているので、この状態で待機している。 吊っている箱桁は、長さ108m、幅23.6m、重さ約1600t。海面上約20mの位置だ。 桁には合計16本のワイヤーがかけられている。1本あたり100tの荷重がかかっている計算になる。 写真をよく見ると、桁がブレている。このときにはうっすらと明るくなってきているのだが、それでもシャッタースピードは30秒にした。そのため、起重機船は静止して写っているが、風で揺れてしまう桁はブレている。 「犬が向き合う」と表現される状態の最後の姿。この時点で6時少し前。この直後に起重機船が前進開始。 このころから、少しずつ見学者も増えていており、ついには工事主体、東京港湾事務所も登場。ところが、私たちが撮影していた場所の真下にテントを張るという。画面にかぶられては悲しいので、やむなく場所を移動したが、動画を撮影していた人もいるのでかなり泣きたくなる展開になってしまった。 徐々に前に進む起重機船。既に桁も少し巻き上げられている。 この状態で、海面上70mほどのはず。向こう側のトラス桁の道路上に、ちらほらと人が見え始めた。 少し引くとこんな感じ。 この時点で6時40分頃。ここに写っている人たちの、ざっと3倍はいた。 よくもまあ、これだけの精度で吊り下げた巨大な桁を下ろせるものだと思う。 ここでもう当分動きが亡くなるので、突堤に移動する。 こちらからは近くで見ることができるので、迫力も増す。また、太陽に対して逆光になるので、そうした効果もある。 中央径間の接合部。見事。 突堤の側はこんな。 そしてこんな。これだけの人数がいても、釣り人はほとんどいない。 とりあえずこれで見納めとした。 少し時間を持てあました後に、いよいよ芋煮会がスタート。鍋5つを、竈またはガスコンロにて作る。 醤油味+牛肉と… 味噌味+豚肉。とにかくうまい。 そして、若洲キャンプ場でのくつろぎ方、これがとても楽しかった。バイクの仲間といるようだ。 そこで食べて飲んでで約6時間すごし、ふと振り向けば起重機船はとうに引いていた。 早くこの上を歩いてみたいと思う。 PR |
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