階段幅は人がすれ違える程度。階段の傾斜は緩やかで踊り場があり、手すりは箱形の部材を使っているので、まるで道路の渡る歩道橋のようだ。 これだけ見通しがよければ、列車到着時に「待って~!」という遅刻客がいてもよくわかることだろう。それがいいかどうかといえば、許される地域ならいいと思う。 PR 古レールをプラットトラスに組んだ、木製の跨線橋。窓はなく、風よけの壁だけがある。開口部が広いのは南国ゆえか。 縦の枠の継ぎ方、このいかにも木工なところが愛おしい。 そして、ホーム上屋を支える古レール製の柱に注目。おもしろい接合をしている。背中合わせにしてY字型にしているなのだが、脚が末広がりになり、その間を鋼材でつないでいるのだ。 左には貨物ホーム上屋が見えているがこれは別稿で。 古レールをプラットトラスに組んだフレームを持つ木造跨線橋。階段に踊り場はないようだ。 この跨線橋は、1998年冬の青春18きっぷのポスターにもなっている。こちらのサイトに詳しい。
徳島駅の跨線橋(木造のほう)の続き。
徳島駅にはもうひとつ、PC桁の跨線橋がある。写真は左が2番線(その延長線上に切り欠きの1番線が見える)、右(私の立ち位置)が3番線だ。 階段部は密閉型ではなく、上部に隙間が空いている。雪が吹き込む心配がない南国ゆえか。窓を設けるよりは安価になるだろう。 屋根は波板で、ターンバックル付きの上横構で結ばれた通路左右の壁の上部に山型の部材をかけ、そこに貼り付けてある。 跨線橋はもう一つあるが、それは後日別記する。 向かって右がエレベーター室と閉鎖された階段。左が供用中の階段。階段部分の窓は斜めの窓枠で、やはり木製。 そして、貴重な木桟の窓枠。 (続く) |
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