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20111109-003.jpg乗り換えのために時間がなく、こんなものしかないけれど。

草津駅の跨線橋は古レールをプラットトラスに組んだもの。しかし、壁や屋根、サッシなど古レールによるフレーム以外はすべて今風のものとなっており、階段部分の「平行四辺形の窓」は鎧戸つきのサッシになっている。これは特注だろうか。

また、古レールによるフレームも、ガセット部分にボルトがない。レール底面とガセットを溶接しているのだろうか。
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20111108-02.JPGJR関西本線の柘植駅。電化路線の草津線との接続駅だが、基本的にはとてものんびりしている駅だ。

関西本線が西から東へと延びてきて、1890年(明治23年)にここに駅ができた。そのなごりか、右側のホーム(1番線)はレンガ積み+笠石の低いホームを嵩上げしている。おもしろいのは、その手前(画面右)の、現在も低いホームはレンガ積みではなくコンクリートのブロックのようなものが積まれている。

跨線橋はレールをプラットトラスに組んだもの。脚も古レールだ。あまりよく観察しなかったが、塗膜が厚く、パッと見た限り、陽刻が読めなかった。

20111108-06.JPG反対側から。

1960年代末から、ほとんど変わっていないようだ。(それ以前の写真は、ざっと見た限りは確認できていない)

20111108-01.JPG木製である点。それ以上に、側面の平行四辺形の窓がすてき。

20111108-03.JPG桟まで木製。私が子供の頃住んでいた家の窓は、桟が木製だった。1981年に立て替えたときは築50年は超えていた家。目釘で桟を留めてガラスを固定する。

20111108-05.JPG階段部分を上から。これは1番線側で、写真左(レール側)はベニヤ板で覆われている。ポスター掲示用のようだった。

天井には配線用の配管。この配管を追っていくと、2番線のホームにたどりつき、蛍光灯につながっているのだが、配線は二重系統になっている。すなわち、一つの配管から蛍光灯ひとつ置きに結線され、もう一つの配管から別のひとつ置きの蛍光灯に結線されている。減光用か、非常用か。

20111108-04.JPG通路。屋根はキングポストトラス。配管は下弦の上に載っている。

窓はアルミサッシ。古くはここkは吹きさらしだったのではないかと思って古い画像を探したが、見つけられなかった。

通路側面の板を化粧板で覆ってポスター掲示板にしていないのは、とても好もしい。




20111108-07.JPGホーム上屋。亀山方向。屋根を支える斜材が、手前のものは二本ずつ、奥のふたつは一本である。

観察すると、二本のもののうち、内側の/\型は後付けのようだ。

20111108-08.JPG端部。板張り。下端が曲線を描いているが、こういうのは貼り付けた後で切るのだろうか、それともこの形にしてから貼るのだろうか。


関西本線の駅や施設はとても歴史を感じることができて楽しい。
青森・北海道の駅における跨線橋 撮り散らしの続き。

●蘭島駅
20110722_099.jpg古レールでフレームが組まれたプラットトラスタイプ。もちろん脚も古レール。外壁が木製で、フレーム以外は塩谷駅(前日のポストを参照)と同じに見える。

階段部分の屋根に、枕木方向(と言っていいのかな)に4本、部材がある。そういえば、トタン屋根は、端部にこういうのがあることを思い出したが、これ、なんだろう。屋根上に上がったときの万一のためか、雪が滑らないためか。ご存知の方はご教示くださいませ。


●余市駅
20110722_008.JPGプレートガーダータイプの跨線橋。脚は古レール。ガーダーもリベット接合で、時代を感じさせる。

この跨線橋は、いつ架けられたのだろうか。1948年の航空写真には、ないように見える。1967年はどうだろうか。よくわからない。1976年にはある。


●倶知安駅
20110722_009.JPG部材は古レール。しかし、窓の部分に斜材が来ないように設計されている。古レールをプラットトラスに組んで跨線橋を製作する場合、斜材を、窓を無視する・窓を考慮するように配置する2タイプがある、ということに気づいた。

よく見ると、レールの底部を利用して壁材を貼り付けているように見える。


●ニセコ駅
20110722_010.JPG一転して、窓を斜材が塞ぐタイプ。

屋根のスベリ止め(?)も、横棒ではなく、なんと言えばいいのだろう、取っ手タイプ(?)。

脚も古レール。壁材は、古レールの底面の裏側に貼ってある。

跨線橋の入口に扉があるのが、北国らしい。断面積が半分になるので大量の客をさばくことはできないが、冬期の雪の吹き込みを防ぐことには大変効果的だ。駅によっては、夏場は扉を外しておくことがある。


●蘭越駅
20110722_011.JPG鉄骨でベースが造られているタイプ。1965年の航空写真にもその姿が見える。脚は鋼管タイプ。

20110722_012.JPG内側。鉄骨のベースがあって、その上にコンクリートで階段を造って、それをパネルで覆った感じ。

この駅で1時間半くらいあったので、周辺をいろいろ歩き回った。

●七飯駅
20110722_013.JPGちょっと離れて七飯。古レールでプラットトラスタイプ。

窓にご注目。三段窓である…というのは誤りで、単に、目の字型の桟であるというだけ。電車でいう「三段窓」は、最下段と最上段がそれぞれ上昇・下降するもの。こちらのサイトに詳しい。


跨線橋の写真。列車の窓が開かなければ、撮影できない。北海道で乗った各停は、キハ40は窓開けOKだったが、蘭越から長万部まではキハ150だったので不満だった。私たちの世代では、列車は風を浴びてこそ。

跨線橋を見るとしたら、
・跨線部分のフレームの部材、構造
・階段部分の部材、構造
・脚の部材、構造
・窓
・階段の踊り場の有無(高さはほぼどれも同じ)
・外壁
・外壁とフレームの関係
・跨線部分の屋根構造(山形か片傾斜かなど)
などだろうか。

いまさらだが、「プラットトラスタイプ」というのは、トラスが

|\|\|\|\|/|/|/|/|

または

|\|\|\|X|X|/|/|/|

となっているもので、鉄(鋼鉄)のトラスを組む場合に多用される。架線を吊り下げているビームがトラス構造である場合もほとんどがプラットトラス。


なお、基本的に、プラットトラスタイプ以外の跨線橋は撮影していない。いま考えれば、ガーダータイプも撮影しておけば、なんらかの類型化ができたかもしれない。今度から、網羅するようにしよう。あと、列車内からなので無理といえば無理なのだが、脚の形式にも注目したい。今度の課題である。

列車に乗ったり降りたりしながら、フレームがプラットトラスである跨線橋があると撮っていた。車内から撮ったものもあるので、その場合は半分しか写ってなかったりするが、ないよりはマシだろう。

●青森駅

ホームは南北方向に配置されている。跨線橋は南側にある。
20110722_000.JPG画像右のものと、左に消えている長いものとはつながっていない。

画像左の長い跨線橋が、旅客用のもの。駅舎本屋(東口=メイン)と西口、各ホームを結ぶもの。右のは、ちょっとうろついたけれどなんだかわからなかった。おそらく、かつて小荷物輸送や郵便輸送をしていたときに使われたものかと推測する。

右の跨線橋を、反対側から。(左の跨線橋から撮っている)
20110722_002.JPG荷物・郵便輸送があった時代、青森駅に入ってくる列車の最後尾に、荷物車や郵便車が連結されていた。その連結位置は、この、青森駅の荷扱い位置によるものだったのかもしれない。@golgodenkaさんのレポートによると、仙台駅も南側に荷物用エレベータがある。東北筋はそれで統一されていたのかもしれない。

20110722_001.JPG北から南方向で見ると、このように、跨線橋が二重に見える。

どちらもトラスは鉄骨作りであり、プラットトラスである。


●滝川駅(以下、北海道)

20110722_003.JPGこれまたなんとも長い、檻のようにも見える跨線橋である。駅の西側に、かつては側線が多数あった部分を一跨ぎにする業務用跨線橋。旅客用跨線橋と連続する形で伸びている。

20110722_004.JPGこんな感じでH形鋼を使用している。

20110722_005.JPG旅客が通る部分との間には扉があり、このように注意書きが成されている。


●岩見沢駅
20110722_006.JPG古レールを使用した跨線橋。プラットトラス。桁裏に行っておらず、写真も撮っていないことを大きく悔やんでいる。

脚も古レールで組まれている。脚だけ最新のものに交換、という例も見るだけに、これはうれしい。


●塩谷駅

20110722_007.JPG脚は古レール。跨線橋本体はプレートガーダー。跨線橋の側面は板である。

なんというか…すてき。


青森・北海道の駅における跨線橋 撮り散らし その2に続く)

20110614_002.JPG秋田駅の跨線橋が、妙な形をしている。通常、跨線橋の通路の壁全体を包み込むように、トラス構造になっている。ワーレントラスのこともあるが、古レールを使ったものは、たいていプラットトラスである。

(参考)
跨線橋におけるトラス構造

しかし、この秋田駅のものは、通路の下半分しかない。20110614_000.JPG
しかも、「橋台」、ではないな、跨線橋の脚といったほうが適切か)にちょこんと載っているだけ。さらに、トラスの見た目が台形ではなく長方形をしている。上弦の端部がどこかと接合されているわけでもなさそうなのに…?

内部はこう。
20110614_001.JPGポニーワーレントラス(?)の垂直材を上に延ばし、左右のそれを弧状の部材でつないでいる。弧状の部材同志は接合されていない。

これは、大石橋のような構造だと解釈していいのだろうか。

(サイト「橋の散歩道」に、そのポニーワーレントラスの写真あり)

もっとわかりやすい現役のポニートラス(補強)があったと思うのだが、ど忘れしてしまった。思い出したらリンクを張る。



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