ハーコート探訪:小石川橋通架道橋(3))(写真右に見えるトラス橋)に関連して。そのすぐ横にある道路橋である。
道路橋において、下路プレートガーダー(鈑桁)というのはあまり多くない。桁幅を広くしづらいからだろうか(上路ならば、道路の下に桁を増やせばいい)。視界にうるさいトラス橋が避けられるのと同じように、欄干のように見える桁が圧迫感を持つためだろうか。この三崎橋は、おそらく桁下高さの確保の観点から、下路桁になったものと思う。桁は、親柱があること、両脇に歩道橋が別途架設されていることから、あまり目立たなくなっている。 西側・右の親柱。「三崎橋」。化粧の具合からして、かなり最近の設置に見える。 その足下には銘板。 三崎橋改修 1987年3月 千代田区 床版打替工 橋面舗装工 沓座拡巾工 鋼橋製作(2基) 塗装工 鋼橋架設(2基) 鉄建建設株式会社 1987年に三崎橋を改修し、両脇に歩道桁を架設した、ということをまとめた銘板だ。親柱もそのときだろうか。 西側・左は「みさきはし」。 右の親柱の向こう、桁の橋。このR、そしてリベットがいかめしい。 歩道の桁はこんなだ。 東側。親柱の銘板は、西側と同じで右が「三崎橋」、右が「みさきはし」。本来の製造銘板はなかった。 道路橋の下路桁はないわけではないが、みつけると「おっ!」と思ってしまう。そのほとんど、というか私が見たものはすべて古い。近年作られた下路鈑桁というものはあるのだろうか? PR |
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