<同日追記> So What?さんから「下のドアレール下辺が裾に揃っているのでワラ1」とのご教示をいただきました。ありがとうございます。 たしか、合計5両の銀色がいた。 PR それにしても、しっかりした土台に据え付けられている。逆三角形をしている端梁に形状を合わせてブロックとコンクリートで作られた土台。その上にワラ。その上に屋根。向こう側は車体に密着させて別の建屋。ここまでくると、ワラ1は天地前後左右6面のうち3面しか生きておらず、最初から建材で建てた方がいいのでは…などと思えてくる。 内部はどうなっているのだろうか。ブロック部分が1階、ワラ1部分が2階に相当するようになっていて、向こう側の建屋から入るとそうなっているのだろうか。極めて興味深い倉庫である。
ランガー補強された謎のポニートラス(国見山鉱山中部軌道)
横桁が強そうな橋(国見山鉱山中部軌道) 国見山鉱山のベルトコンベアと、そこに残る中部軌道の線路 の続き。 上記のものを見る前に、D-505を見てはいるのだが、近くにあるはずの「半分埋もれた」D-507が見あたらなかった。そのまま上記の廃線跡を見て帰る途中、目を疑った。 上の写真は、台車のピンを切り落としたくて四苦八苦している図。ピンは梁とガッチリくっついている。上から見るとH型になった台枠をもっと小さくして、軽くして、トラックに載せられる大きさにしたいのだが、ピンがとれてくれない。結局、私が見ていた1時間以上を使っても無理だった。 写真はたくさん撮ったので、こちらにまとめてある。 http://www.flickr.com/ * * * 長年埋もれていたD-507がなぜ解体されたかといえば、そのあった場所の近くにある施設を作るからである。その施設も、この方が手がけているという。その施設への通路にあたる部分に、このD-507が埋まっていたので、それを撤去する必要があったそうだ。 この77歳の方からはずいぶんお話を伺った。戦時中に機銃掃射を受けた話やら、鉄工所の話やら、ご家族の話やら。どうも、なかなかの遣り手のようだ。帰途、街中で偶然、この方の鉄工所を見たのだけれど(建屋にでかでかと名前が書いてある!)、なるほどなあと思った。結局、国見山鉱山だけで5時間もいてしまった。 (すべて許可を得て撮影・アップロード) (関連事項) ランガー補強された謎のポニートラス(国見山鉱山中部軌道) 横桁が強そうな橋(国見山鉱山中部軌道) 国見山鉱山のベルトコンベアと、そこに残る中部軌道の線路 国見山鉱山の光景 この車両を丸田祥三氏が撮影した作品が、有栖川有栖氏の『赤い月、廃駅の上に』(メディアファクトリー)のカバーに使われている。その不思議な雰囲気が見たくて、場所をGoogleMapsの衛星画像で探し、現地を訪ねた。 クモハ11のところにも書いたが、オーナーさんとお話ができたのはとても幸運だった。 |
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