これは妻面扉の形状から、コキフ10000の車掌室部分を2組用意し、トイレの部分で切断し、突き合わせたものと思う。しかし、車票差しの部分や、そもそも妻面扉など交換したりしている可能性もあるので、ちょっと不安要素が大きいと言うことで「コキフの車掌室部分」としかしないのがよさそうだ。 面白いのは銘板がついていることだ。 広島車両所 昭和62年改造 通常は台枠に貼られるべき銘板。車掌室本体はすでに台枠から分離されているため、屋根の側面につけた…のだろうか。 「改造」というのもおもしろい。建築物ではなく、車両を改造しているという気持ちだったのだろうな。 周辺には、この車両を含めて3両の車体がある。別のところで撮影していたら、畑のオーナーさんが声を掛けてくださった。写真を撮りにくる人は少し入るのだろう。大変ご親切に、いろいろなお話を聞かせてくださった。 いわく、まとめて4両引き取った。 トレーラーで持ってきた。 車体は格安でもトレーラーの運送賃がすごく高いのではないか…というような質問をしたら、とくに記憶にないような感じだった。 倉庫を買うよりも安かった。 1両は車体の痛みがひどく、解体した。 オーナーさんからは驚くべき提案をいただいたのだが、まあ、ここでは書かずにおく。現地でオーナーさんに会えば、きっと同じことを言ってくださるに違いない。 車体は倉庫として使われている。ドアも小さなこの車体がまともな農業資材の倉庫として機能するわけがないような気もするが、きちんと使われている。社内を覗くと、いろいろと興味深い。 関連項目:日立電鉄クモハ352 MH94-DM58形電動発電機 電動機/発電機/励磁機 方式 直流複巻/回転界磁/直流複巻 定格 連続/連続/連続 出力 63kw/70kVA/15kW 電圧 1500V/440V/100V 電流 47A/92A/15A 回転数 1800回毎分/1800回毎分/1800回毎分 起動抵抗(20℃) 5Ω 周波数 60Hz 直列抵抗(20℃) 2Ω 相数 3相4線式 力率 0.8 製造番号 7232887 製造年月 昭和47年2月 東京芝浦電気株式会社 鉄道趣味誌は、車両形式の系譜はほぼ網羅しただろうから、今後は主機や補機の系譜もやってほしいものだ。 |
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