ここにはこのようにトラス橋が3列並行している。 パッと見ただけでは、なにがなんだかわからないと思う。 画面奥、一段高くなっているのが、緩行線の複線ワーレン。 手前の直弦ワーレンは、快速線の下り線。 それらに挟まれるようにしてある曲弦プラットが、快速線の上り線である。 この上り線の橋梁の架け替え工事がまもなく始まる。 200フィート(62メートル)の曲弦プラット8連を目の当たりにできたら さぞ美しいかろうが、上述のように、遠く、たとえば北側の国道6号からはまったく認識できない。 橋梁の真下に行って、ようやく姿を拝めるのである。 真下に行くと、このようになる(逆光なのでちょっと・・・) この、私が立って撮影した地点に新たな橋が架かる。 すなわち、一時的に4本のトラス橋が平行することになる。 ここに行ったのは、この1917年東京石川島造船所(現IHI)製のプラットトラスを見るためだったが、 実際には1980年代に入って製造された緩行線の複線トラスの、桁高さが変わる部分に圧倒された。 (製造メーカー不詳) 詳細な寸法は不詳だが、左側(方角で言えば北東。取手側)は 緩行線と同じ間隔で橋脚があるので、200フィートクラス。 右側(南西、天王台側)は緩行線2連分を一またぎにしている。 ということは400フィートクラス(支間約124メートル)。 支間が長くなれば桁の高さも大きくなる。それを連続させているのが興味深い。 しかも、この場所だけではなく、のべ4種の高さがあるのである。 航空写真を見て判断する限り、取手方から ・62m程度 4スパン(最小高) ・124m程度 3スパン(最大高) ・100m程度 2スパン(中間高) ・62m程度 3スパン(最小高) に見える。 詳細な図面が見てみたい。 全体の橋長は、『鉄道ファン』1983年2月号掲載の、国鉄運転局車務課山本五兵衛氏 「常磐線 我孫子-取手間 複々線化完成」という記事によれば、 「利根川橋げた(972m)」だという。 PR |
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