国道254号川越街道を下り、新・環八との交差点を過ぎたあたりで右に国道17号新大宮バイパスが分岐する。ここに、ルート切り替え区間がある。
北側に平行する国道17号のバイパスなのに、国道254号から分岐するのがちょっと不思議な感じもするが、そんな例はそこらじゅうにあるのでパス。 この旧ルートから現在のルートに切り替わったのがいつか、ちょっとわからない。旧ルートを走っていた記憶は明確にあるので、1990年代後半から2000年の間ではないかと思う。記事冒頭の写真の立て看板は「建設相」が塗りつぶしてあるので、2001年1月より以前からその看板があったことがわかる。 航空写真では、1989年のものに旧ルートが写っている。 (国土画像情報より転載、トリミング) 現在、この旧ルートは資材置き場となっている。しかも、「国道20号新宿こ線橋関連工事」の資材だそうだ。 金網の上から覗いてみる。マンホール、可搬式ガードレールなどが置いてある。真正面、カーブする道路のアウト側にある壁と矢印は、現役だったころの姿をはっきりと覚えている。 東側から見下ろす。左右方向に走っているのが国道254号川越街道で、左が池袋方面、右が成増方面。現在は国道254号との間は歩道が設置されているが、当然、この旧ルートが現役だったときには歩道などなく、横断歩道である(上記1989年の航空写真参照)。 視線を右に向ける。なんという贅沢な資材置き場。 この写真を撮った場所は住宅街であるにもかかわらず、不法投棄の冷蔵庫や机があった。大きな国道沿いというのは荒れやすいような気がする。 この新大宮バイパス、つまり北町交差点から高島平で首都高が覆い被さる地点までは、鋪装路面が4車線分ありながら、車道は2車線である。その流れも、必要に応じて随時変更されているようだ。ただし、ごく一部の区間だけ、4車線分の幅の用地は確保してあっても、道路がない場所がある。ここだ。 東側、橋脚だけ準備してあるものの、桁が架かっていない。ここだけなのだから架けておけばいいのに! と思うのだが、もしかして、この区間に橋がないことを言い訳として、前後の4車線区間を2車線に規制しているのかもしれない。 その、橋があるべき部分に北側からアプローチする。 このように、あとはアスファルトを敷けばいいだけになっているように見える。そして画像奥、唐突に車道がおわる。なお、画像の右上と左下に黒い三角形があるが、フードがかぶってしまったようだ。。。 先端まで行くと、当然のように金網で塞がれている。その向こうには、鉄筋を剥き出しにした橋脚が立っている。これは北から南を見ている。 地上に降りる。南か北を見ている。 ここが4車線になれば…とも思うが、現状、新大宮バイパスのこの区間は、それほど渋滞するわけでもない。だから、新大宮バイパスが北町を突っ切って南下し、平和台あたりまでつながるまで、しばらくはこのままだろう。 PR |
カレンダー
最新記事
(11/20)
(11/11)
(11/05)
(10/26)
(10/25)
(10/22)
(10/21)
(10/20)
(10/19)
(10/06)
カテゴリー
プロフィール
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
since 2010.7.30
アクセス解析
フリーエリア
|