中央緩行線(総武線)の橋梁である。 複線下路鈑桁1+単線上路トラスの並列1+単線下路鈑桁の並列2、 4径間のべ7連すべてハーコート製らしい。 銘板は複線上路鈑桁についている。 こうして見ると銘板がふくらんで見えるが、 上のリベットとくらべても、これは樽型収差ではないと思う。 200mmで撮っているし、このレンズにここまでひどい収差はない。 ただ、真正面から撮ったつもりでも、角度がついてしまっている。 人間の感覚というのは制御しづらいものだ。 この前も、髪を切ってるときに椅子が微妙に右を向いている気がしたが、 体も椅子も真正面を向いていると言われた。関係ないか。いやある。 残念なのは、人目を引く上路トラスが 周囲から見えづらいことである。 北側(外堀通り側=神田川側)には歩道橋が、 南側には快速線の鈑桁が視界を塞ぐ。 下の写真は南側から快速線越しに橋台を撮ったものである。 手前が快速線のコンクリート製橋台。 中央が本橋の最初の煉瓦積み橋台で、隅が切石で処理されている。 奥が道路の三崎橋の橋台であり、橋台はコンクリート製で切石は擁壁か。 水道橋周辺は場末のニオイがプンプンするところだ。 現代の土木工事の象徴のような首都高の桁の影になるような位置である。 この架道橋の下には人が住んでいると言っても疑われることもないようなところだ。 小便くさい気もするし、屋台が置いてあったりもする。 いずれ改めて記述するが、筆書きの注意書きもそこかしこにある。 ここは、1904年製の桁が残っていても違和感のない場所である。 複線鈑桁を裏から見れば、2主構であることが見て取れる。 歴史的鋼橋集覧を見ていて「3主構」だと思い込んでたので、 おかしいなあ、と思い、あとからグーグルマップで上空から見ても やはり2主構だよなあ、と思い、あらためて集覧を見たら、 その記述は快速線のものであった。とほほ。 上記のアングルは、グーグルマップのストリートビューでも見ることができる。 残念ながら、前後のカットを見ても、銘板は確認できない角度でしか撮影されていない。 水道橋にはハーコート製の橋梁が3組ある。 元同僚がこのすぐそばの会社に出入りしているが、 その話をしたところ「聞いたことがある」と言っていた。 ぜひ毎日眺めてほしい。 17-35で撮った写真はとにかく色の収差がひどい。いや、色そのものがひどい。 隅では像が流れてゆく。 定評あるシグマの28/1.8ばかりを使うことにしようかしら。 PR |
カレンダー
最新記事
(11/20)
(11/11)
(11/05)
(10/26)
(10/25)
(10/22)
(10/21)
(10/20)
(10/19)
(10/06)
カテゴリー
プロフィール
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
since 2010.7.30
アクセス解析
フリーエリア
|