本邦に5例しかないらしい、300フィートのペンシルバニアトラス。
そのひとつが、大船渡線の鍋鉉に左下、真滝-陸中門崎間の北上川に架かっていた。 (国土画像情報 cto-76-16_c9_41を転載、トリミング) 見よ、水面に映ったこの美しい影を。 うまい具合に上流川に影を落としているため、波が邪魔することもない。 この桁は1922年汽車会社製。1925年開通、1979年頃まで使用されていた。 長さ約93m、高さ約15m。 こちらのサイトの写真を見ると、蒸気機関車の3倍もの高さがよくわかる。 さて、本橋梁の建設中の写真が土木図書館に多く残る。 「鉄道橋梁工事」内に「記載事項なし」とする写真の多くが、本橋梁である。 なんと美しい姿。 (土木図書館蔵) 興味を引くのは「墜落橋脚引上工事」と題する写真である。 (土木図書館蔵) 一体何があったのだろう。 なお、土木建築工事画報の記念すべき第一号にも簡単な説明がある。 PR |
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