取手駅北方にあるこの橋が、まさか100年を越えてここにあるとは、この道を見る限り想像できない。 橋脚はRCだし、親柱と言っていいのかわからないが、その位置にはご丁寧にも「平成二十年七月竣工」などとも書いてある。 中写真手前側(西側)は29.027mの80ft桁改を、橋脚の向こう側(東側)は70ft桁を、それぞれ並列して計4本の桁を使用している。 80ft桁改は1897年製で製造所不明(イギリスではあるらしい)、70ft桁がパテントシャフト製である。 1897年製というのが正しければ、ポーナルが20ftから70ftの鋼鈑桁を制定したのが1893年(明治30年)である(作30年式。80ftは1894年)。このころの鋼はすべてイギリスかアメリカからの輸入である。 とはいえ、中・下の写真のとおり、ポーナル桁らしいJ型のスティッフナーは外観からは見えてこない。桁の下に潜れる場所があればいいのだが。 PR |
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