忍者ブログ
[566] [565] [564] [563] [562] [561] [560] [559] [558] [557] [556]



歴史的鋼橋集覧に記載されている地図は誤っている。

20110612_000.JPG国道418号から一段木曽川に降りたところを走る道に、この油皆洞橋はある。写真は西から東を見ている。ご覧の通り、1.5車線程度の幅しかないので上流川に歩道橋が架けられている。

20110612_008.JPG正面。親柱がきちんとあるが、橋の脇に入れないよう…というか転落防止のために金網がある。

20110612_002.JPG西・上流側「油皆洞橋」。

20110612_003.JPG西・下流側「ゆかいどうはし」。「橋」を濁らないことが多いよなあ。

20110612_004.JPGポニーワーレントラスの端柱部は、英国式その他大勢と同じ。いずれ、リベットの打ち方なども見比べてみたいとは思うのだが、もう少し数を集めてから。

20110612_005.JPG参考写真。

20110612_006.JPG東側上流側の親柱「油皆洞橋」。

20110612_007.JPG東側下流側は「昭和卄九年十二月竣功」。(表示されない場合:昭和29年十二月竣工)

20110612_008.JPG東側正面。歴史的鋼橋集覧には「主構間隔を縮めてある」とある。ここでもまたかよ!なのだが、1.5車線くらいしかないので、明らかに鉄道用のポニーワーレントラスよりも幅が狭いのに、実測していない。クルマにメジャーは積んであるのに。ひとえに雨のせいにしてしまう。

左右のトラスの幅が詰められたということは、横桁もなんらかの影響を受けているはずだ……。

20110612_009.JPG20110612_010.JPGどうも、横桁の端部を見る限り、端部をぶった切っているようには見えない。まあそうか。トラスの下弦に乗るのだからな。

では裏側を見れば解決するかというと……
20110612_012.JPGまったく近づけない。かなり急な斜面であり、足場などない。幸い、立木が多いので、それにつかまりながら、なんとか見通せる位置に行く。真下に行くことは不可能。なんとか、「曲線型の横桁だな」ということは見えた。

撮影したものをトリミングしてみる。
20110612_011.jpg昨日の見沼代用水橋梁20110611_003.JPGと見比べても、違いはないように見える…?


まったくもって謎。近づいて採寸して、他の横桁と比べてようやく云々できる存在。でも、近づけない。

橋台部分はこんなだ。
20110612_013.JPG

PR


gbNobN
トラックバック:


Copyright (C) 2005-2006 SAMURAI-FACTORY ALL RIGHTS RESERVED.
忍者ブログ [PR]
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 21 22 23
24 26 27 29 30
31
カテゴリー
twitter
twitter2
プロフィール
HN:
磯部祥行
性別:
男性
自己紹介:
メールはy_磯部/blue.ぷらら.or.jpにお願いします。日本語部分等は適宜置き換えてくださいませ。
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
since 2010.7.30
アクセス解析
フリーエリア