東京・神保町の南洋堂書店で開催されている『東京の微地形模型』展に行ってきた。
どういうものかというと、東京の新宿以西くらいの範囲の地形データ(国土地理院が提供している5mメッシュ標高データ)をカシミール3Dで読み出し、7500分の1にして立体的に起こしたもの。実際のサイズは1500mm四方、厚さは最大で60mm。高さは8倍強調としている。上の写真は、北を右として写している。わたしの東京の認識はこうなのだ。 地形はおわかりだろうか? 右上から手前に縦に流れる谷は、目白通りと神田川。上のほうが高田馬場。右下の盛り上がった台地は、JR山手線が上野を出て日暮里に向かう途中で車窓左に見える断崖、その上にある三つの四角形が不忍池。山手線の地形も浮かび上がるので、私は同定するのに皇居と高田馬場を用いた。 いままで、国土地理院が提供する5mメッシュや10mメッシュの標高データとカシミール3Dを用いて東京の地形を立体化して眺めては喜んでいたが、このように立体的になると、これはまた違った面白さや発見がある。主催者・制作者の店主・荒田氏がおっしゃっていたのだが、谷の両側の角度が異なるなど、一枚の静止画像であるカシミール3Dで描いたものからは気づかないことに気づくことに、驚いた。 駿河台を真っ二つにする神田川。 この展示、お盆シーズンは終了が早めだが、27日まで長期間、展示されているので、ぜひご覧いただきたい。 なお、現地には、高額な『五千分一東京図測量原図』などが閲覧できるようになっている。 PR |
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