11月20日(土曜)早朝、東京港臨海大橋改め東京ゲートブリッジのアプローチ桁の架設が行われるということで、現地に行ってきた。 若洲キャンプ場は午前6時にならないとクルマが入れない、とされているが、この日は5時20分頃にゲートが開いた。入ってみると、深田サルベージ建設の3000t級起重機船「富士」が、桁をぶら下げて待機していた。前夜からこの状態だったとのこと。エンジン音だけがゴロゴロと鳴り響いている。 船舶のことはまったく知らないので迂闊なことを書くとお叱りを受けそうだが、海中に向けて索がいくつも張られている。自らが移動する際には、海底に固定されたこの索を巻き上げて前身するのかな…。なお、こちらに起重機船と桁を搭載した台船を移動する際には曳航船が20隻必要だと書いてある。 徐々に明るくなってきました。こうしてみると「富士」はそこそこの大きさに見えるが、艦橋は6階建てとなっている。 つり下げられている桁。曲線桁だ。箱桁の断面を見ることなど、なかなかできない。全面、パンチングメッシュのようになっているが、これはボルト穴。 また、桁の四隅からそれぞれワイヤーが垂らされている。末端が吊り輪のように見える。 6時30分頃、作業員さんが乗った船が手前の橋脚に近づき、船首をぶつけて停止。作業員さんたちは桁にとりつく。上部の踊り場(?)まで17階、踊り場からはさらに6階ほどある。向こう側の桁にも別の船で取り付く。 なかなか作業が始まらないのでしばらくボケッとしていた。徐々に明るくなってきたのでまた撮影しようと思って望遠レンズを覗いたら、桁が動いている! いつの間に巻き上げ、しかも移動開始したんだ? てっきり、エンジン音が大きくなるとかの変化の兆しがあると思ってた! もうここまで移動してしまった! 手前側拡大。桁の上にあるものは、架設済みの桁に仮に載せかけるものかな? 向こう側。向こう側には「載せかける物体」はない。 こんな感じに下りてきた。肉眼ではほとんど移動を確認できないが、望遠レンズでのぞき込めばなんとかわかる。また、動画にして早回しすれば、桁だけでも風のせいでかなり動いているのがわかる。 手前の載せかけ部分。きれいに発電機等を避けて、架設済みの桁に乗っかっている。 向こう側。この段階で膠着状態になりました。おそらくかなりの調整が入るものと思う。 ちょっと引いて見る。 こんな場所まで「富士」は進んでいる! でも海中に索が張られている。「富士」自らは動くことができないと思うので、この索を自ら引っ張っているのか。 裏側というか防波堤側。 美しい。 謎の上物で載せかけているほう。 トラス側。 ここまでの作業時間はおそらく2時間以上。膠着状態が続いているように見えるが、当然、現場ではいろいろ調整しているのだろう。ここまで見学して撤退した。 PR |
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