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「早稲田駅伝」を走ってきた。昨年開催された、学生時代のサークル「FUSION MANIA」設立30周年記念パーティーで、すっかり本格的なランナーになってしまった先輩方と十数年ぶりにお会いし、日頃からぼちぼち(5~15km程度)走っていた私もそんな縁で「第3回早稲田駅伝」にお声がけいただいた。

早稲田駅伝公式サイトより転載)
コースはこう。国立競技場内外を走りつないで1周を1.5kmとし、全5区、それぞれ3、4、2、3、2周する。距離にすると、4.5、6、3、4.5、3kmの合計21kmだ。

スタート風景。本気の人もたくさんいる。私は本気を出しても、トップの人の1.7倍くらいの時間がかかる。

さて、せっかくなので、私が走るときには5秒間隔でGPSログを取った。取り壊しが決まっている国立競技場のトラックのログ、もしかしてこんなものを持っているのは私だけではないだろうか。
電子国土空中写真Lv17をカシミール3Dで表示した。

長方形左下が待機エリア。さすが5秒間隔、トラックではきれいな楕円になっている。しかし、スタンド裏手、片洞門のようになっているところでは衛星を補足しきれていない。そのため、トータル(4.5kmで22分46秒、私にしては速い)の速度変化を見ることができなかったのは残念だった。

こちらは地理院地図Lv18(1:2500)をカシミール3Dで表示したもの。


チームを組んでくださったみなさん、また応援に来てくださったみなさん、ありがとうございました。

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旅行者がJR越後線に乗るとき、おそらく、海側に席を取るだろう。日本海が見えやしないかと思うからだ。しかし、越後線の海側の車窓は、ひたすら山である。逆に内陸側を見下ろす形になる。

新潟市街地は、海側のほうが「山」。これは発達した砂丘のせいだ。私なぞ、自宅から海へ行くときには坂を登っていったくらで、地元にとっては当たり前のこと過ぎてなにも感じなかったのだが、どうやら他の地域の方々には違うらしい。これを、カシミール3Dと5mメッシュ標高データを使って描いてみた。

 (画像をクリックするとFlickrの大きな画像に飛びます)

赤い線が越後線。右から、青山、小針、寺尾、新潟大学前、内野駅である。その北側の緑の部分が砂丘。色分けを解説すれば、白が標高8mで茶色はそれ以下。黄色く見えるのは標高10~12mくらい、黄緑が標高15mで、砂丘の中央の緑の濃い部分は標高20m以上になっている。越後線は、標高10~16mあたりを通っている。

車窓がどんな感じかというと…

内野駅付近の海側。

小針~寺尾間の内陸側。

海側の車窓では(新潟発の上りで)新潟大学前を出てすぐのところで畑が見える部分、ここがいちばん「砂丘」を感じると思う。内陸側は、わりとどこでも見下ろす感じになる。

youtubeに車窓動画があった。この19:40くらいからの山側が、最も砂丘を感じるところだと思う。

9月28日に新潟の北書店にて、路地連新潟・野内さんととスリバチ学会会長・皆川さんの合同トークショーが開催された。そしてそのまま『砂丘をキワめる坂道めぐり』という街歩き、翌日には『砂丘を登ろう!日和山登山』が開催された。

自分が生まれ育った地域をみっちり歩いたのだけれど、あまりに自分が新潟について無知であることを強烈に感じてしまった。中でも「砂丘は列をなしている。西大畑のあたりに二列が分かる場所がある」ということは、『東京スリバチ地形散歩2』が刊行された今回まで、まったく知らなかった。

その部分をカシミール3Dと5mDEMで描いてみると…
赤い矢印が砂丘列だ。海側がもっとも高くて、その内側の列の砂丘はそれほど高くもない。しかし、現地で海側から見下ろすと、内側の列もクッキリとみえる。それは、飛砂を防ぐための松のせいかもしれない。黄色い矢印は「寺町」。西堀通の海側に、寺がたくさん一直線に並んでいる。

そういう場所に直行する形で横切ったらどうなるか。
赤/黄は前項とは無関係。二つの「峠」を越えていくように見える。さしづめ手前が「小峠」、向こうが「大峠」だろうか。
* * *

砂丘列等について書きたいことは山ほどあるが、まずは冒頭のような、砂丘列がわかりやすい地形図をいくつか作った。
新潟市5mメッシュ(東港)http://flic.kr/p/geEqh6

新潟市5mメッシュ(新潟島・鳥屋野潟)http://flic.kr/p/geE75g

新潟市5mメッシュ(西新潟)http://flic.kr/p/geDUQc
* * *

今回のイベントは楽しく、また実りの非常に大きなイベントだった。野内さん、皆川さん、クルマに同乗させてくれたわたなべさん始め、現地で出会った方々にお礼申し上げます。

島根県の津和野出身の方が「山ばかりだったから、そこから出てきた」とおっしゃった。津和野は左の地図の下、「B」としたあたり。JR山口線と国道9号は/型に通っている。山口県側のほうが標高が高く、峠越えは、JR線と国道は別々のルートを取る。詳しい方にうかがうと、夜に津和野市街から峠方向(南)を見ると、まるで「銀河鉄道」のように列車が登っていくらしい。

地図の左上「A」には「奥ヶ野」という地区がある。とある方がここのご出身とのことで、地名からして「奥」。その先には峠、そして一気に標高が下がる。果たしてこの「奥ヶ野」はどん詰まりの雰囲気なのかどうか、それを見に行って来た。

まず、津和野。
この鳥瞰図は津和野市街。うっすらと見える国道9号(左下から右上に抜ける黄色い道)は山の中腹をバイパスしている。そこから津和野の町はこう見える。

(北を見たもの)

市街のほぼすべてが見える。そして、市街の幅の狭さも強く感じる。町を貫く津和野川の上流側の「右」、上写真だと「奥の右」が開けて見える。ここから15kmくらい遡ったところ、津和野川の源流部に、「奥ヶ野」がある。対して、下流はかなり大きく深いS字カーブを描いており、どん詰まり感がある。

そして、奥ヶ野。
右下が津和野川の上流部。真ん中の緑色の部分が「奥ヶ野」。鳥瞰図で見ると、東(右)からの入口が門のように閉ざされているようにも見えるが、実際はそんなことはない。「え? ここ?」と驚くくらい、境界がない。北(上)へ向かってクルマで走っていると、普通に左手に開けた土地が見える、それが「奥ヶ野」だった。

左折して、すぐに道はぐるりと山裾をループして戻ってくるような、そんな奥にクルマを止めると、そこが最奥部だった。なんだ、開けてるじゃないか、という印象だった。歩いて一回りできそうだ。道に囲まれた田んぼには、農作業の方々が働いていた。関東郊外にもありそうな、そんな、明るい光景だった。

その地点から「入口」を見る。左に見えるのはバス停。「津和野町営バス 月・木運行 8:11 14:54」と書かれている。

佇んでいたら、手押し車にもたれたおばあさんが家から出てきたので挨拶すると、いろいろなお話を聞かせてくれた。御年93歳。おひとりで暮らしているという。家は少し高いところにあり、土台の草むしりがとても大変だったという。

ここから津和野市街までは、バスが周に2回くるだけ。津和野市街への時間を考えると、峠を越えて益田に出た方がいい。食材は移動販売車が来る。自分は大阪の出で、連れ合いがここの出身だったからここに住んだが、子供たちも町へ出て行き、もう自分だけになってしまった。この地区は、ほとんどが70歳以上で、90歳以上はふたり。これからはこのまま高齢化するだけだろう…。記憶で書いているので違ってる可能性もあるが、そんなことを話してくれた。その間、ずっとおばあさんは立っていたので、なんだか申し訳なくなった。

ひとまわりし、奥ヶ野を西へ。写真の少し先が奥ヶ野峠。この先はいまは萩市、そこも不思議なところだった。


※この項目の地図は、数値地図50000、50mメッシュ標高、10mメッシュ標高を使用し、DAN杉本氏作成のカシミール3Dを用いて画像化して表示した。

GPS地上絵「おどりばサムアップ熊(´(ェ)`)d」のつづき。

定番ロガー、M-241を入手したので、手持ちのgarminのDAKOTA20と比べてみた。どちらも10m間隔でのログ取得とした。比べるのは、『スマホ&カシミール3D GPSログ活用術』でもやったのだけれど、改めて。

「熊」全行程を検証しても冗長なので、端的に「足」で比較する。

(電子国土+カシミール3D)
赤がDAKOTA20、青がM-241。右下が爪先だ。そこから青が食い込んでいるけれど、これは寄り道。この地形図ではわからないけれど、GoogleMapsではここにはロータリーのような○があるのだ。


大きな地図で見る

ほら。
ここはコースから外れていたので、みんなはロガーを置いて見に行った(よんますさんが荷物番をしてくださった)。私はロガーを二個持っていたので、メインのDAKOTAは置いて、M-241だけ持っていった。だから、ここにログを残せたのは私だけなのだ、たぶん。(ルール違反かもしれない)

それはともかく、先の地図を見て欲しい。赤と青、問題になるほどの誤差はないと感じる。

では、高低差はどうだろう?

(基盤地図5mメッシュ標高+カシミール3D)

スケールファクタ(高さ)を10倍にして表示しているので、左のメモリは×0.1mで読んでほしい。「10m」とあるものは「1m」のことだ。赤がDAKOTA20で気圧高度計での取得(校正していない)、青がM-241でGPSでの取得。また、M-241は「寄り道」をしているし、両者での微細な誤差も積もれば大きいので、時刻で合わせた。

どちらが正確かといえば、DAKOTAは一様に上昇している。それを見ると、当日序盤は少し気圧が低かったようだ。

特記したい青い「A」は、例のロータリーにいったところ。その間、赤い「B」は場所を動いていないはずなのだが、高度を50cmほど下げている。気圧が少し上がったということだ。対して青はほぼ忠実に上り下りしている。


こうしてみると、DAKOTA20もM-241も、ログ取得自体はあまり差がないといえる。私はDAKOTA20に2万5000分の1地形図を入れているので、そういう意味ではとても重宝しているのだが、いまやスマホでもそれが可能になった。スマホの電池がGPS稼働で12時間持つようになれば、ロガーとしてのハンディGPSは不要になるのかもしれない。



●関連項目
http://togetter.com/li/473887


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